出典:黙示録の大予言:165~166頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《部分的無政府状態で日本は滅びていく》
だから、これから起こる「バビロンの崩壊」は、
私たちにとっては「三度目」といってもいいことになる。
それはどんなことを意味しているのだろう?
日本人全部が、今度こそ全滅するとでもいうのだろうか?
すでに「獣」のグループだけが罰せられるとわかっているのだから、
これは日本人全部が全滅するという《予言》ではない。
だが「上と下で言葉が通じない」という点に注意すると、
それは帝国主義の残党との問題だけでなく、
まだ重要な心当たりが残っている。
それは「人生観の差」である。
何かむずかしそうに聞こえるが身近なことである。
これまでお話しした
「拝金主義」「ナショナリズム」「民族差別」というのは、
すべて自分だけがよければいい、
というエゴイズム人生観の現れである。
日本人はその点はどうだろうか……。
私の子供のころは、文明国の中で最低国だとかわれていた。
都会ではどこもかしこも
吐き散らしたタンだらけ、ゴミだらけ、犬の糞、馬糞だらけ、
人間の立ち小便の跡だらけで、それはムンムンと臭く汚い嫌な社会だった。
それが最近、急速に改善された。
タバコの吸殻とゴミのぽい捨ても少なくなったが、
逆に犬の糞と吠え声は増えた。
私の住んでいる町も、○○台という名だが、
「犬糞台」と名を変えたほうがいいくらいである。
私もペットは可愛いが、それは人に害を与えてはならない。
それ以上に増えたのが路上駐車である。
道路は無料駐車場だと思っている。
ガレージがないのに車を買って、毎晩路上に置いて平気でいる。
いうまでもなく道路は「公共物」である。
これは「駐車」ではなくて、
「公共物泥棒」であり、「道路泥棒」である。
ところが警察しかそれを取り締まれない。
しかもその警察は「怠けていて」取り締まらない。
「法律を守るやつはバカ、リコウは裏をかく」というムードが、
社会の底流にある。、
では「政府」というのは何か。
それはいうまでもなく
「法律をつくつてよりよい国家社会をつくり、維持する」仕事を、
国民から委任されている機関である。
その機能のすべてが「法を守る」ことによって成り立っている。
だから法が守られない国、あっても役に立たない国では、政府はないに等しい。
政府がなければそれは「国」ではない。
人間が雑居しているだけである。
日本はいま、部分的には無政府状態なのである。
そしてその分だけ「崩壊」して「滅びて」いるのである。
このままではやがてバビロンと同じく、
ユダヤと同じく、日本という「国」もなくなるだろう。
犬や違法駐車という、どこにでも見かけるものが、国を滅ぼす。
そんなことがあるかという人もいるだろうが、
どこにでも見かけること、
それがわすかなことに見えることが恐ろしいのである。
それは連帯社会が崩壊し始めている証拠なのだ。
それはヨハネの、おどろおどろした怪物や、
天から降る火よりも恐ろしい。
なぜ恐ろしいかを実例でお話ししよう。
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