2011年10月9日日曜日
日本が倒れるか悪魔が倒れるか
出典:黙示録の大予言:181頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《日本が倒れるか悪魔が倒れるか》
「日本が倒れる」という語など信じたくない人も、
これで、富み栄えた現代のバビロンを、
本当に倒してしまうものが何か、お気づきになったと思う。
それは遠いイスラエルのハルマゲドンなどより、
自分の国のことであり、
もう間もなく最期の段階に突入するだけにずっと恐ろしい。
ここまでくれば、防ぐ方法はないのかと考えるのが知性のある人間だ。
1994年、細川内閣の政治改革で、
実質上の賄賂である政治献金を規制する代わりに、
予算から3百億の巨額の政治資金が、
政治団体に交付されることになった。
だからもう政治家が職業=金儲けという醜い時代が続いてはならない。
政治家は国民の頭脳でなければならない。
ただ金集めがうまいから親分になれるというような、
山賊、夜盗ていどの党があって、
それが多数党だから国を支配するというような制度では、
国も国民も幸福になるはずがない。
そんな国は必ず崩壊する。
死が約束されていて、とても未来などないことぐらいわかる。
歴史の学究である私は、古代ローマ帝国も中国歴代の王朝も、
すべて汚職で滅んだことを詳しく知っている。
それは科学的にみても動かない史実であって、
小説家が描く個人的な想像の産物ではない。
絶対権力をもつ皇帝が君臨した帝国でも潰れたのである。
民主主義によって立ついまの日本で、
汚職がいつまで無罪扱いされるか見ものである。
額に「印」をもった代議士がまだ多数いるが、
彼らと日本のどちらが先に倒れるか。
いずれにしてももう時間の問題になってきた。
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