2011年10月26日水曜日
「神の怒りのワイン」とは何か?
出典:黙示録の大予言:189~190頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《「神の怒りのワイン」とは何か?》
第二の天使は
「バビロンは倒れたぞ。
彼はその姦淫によって怒りを招くワインを、万国の民に飲ませたぞ」
といった。
これは何を意味しているのだろう……。
「姦淫」とは「相手かまわずみだらな行為をすること」だから、
「相手かまわず取り引きをすること」の比喩だ。
これは企業というものの性質を表している。
その企業が「飲まされた者が怒る」ものを
「万国の人々」に無理に飲ませている、
といえば、
それは酸性雨や硫黄酸化物などの公害物質を含んだものということになる。
そのことは続く第3の天使が
「獣の仲間は必ず神の怒りの酒を飲み……
火と硫黄によって苦しめられるのだ」というので、
「火=エンジンやボイラーで燃える石油」
「硫黄=硫黄酸化物=排気ガス」だと、
双方の記述から、さらに詳しく確かめられるからである。
この火と硫黄には、さらにもう一つ意味がある。
それは火薬や爆発物そのものでもあるから「戦争」を象徴している。
続いて白雲の上に金の冠をかぶった人の子のようなものが、
手に鋭い鎌をもって現れたとき、一人の天使が「刈る時すでに至れり、
なんじの鎌で刈りとれ」と命じる。
すると、人の子のようなものは地の穀物を刈りとる。
戦争もまた人の命を「刈りとる」ものだから、
これも双方の記述から、さらに詳しく確かめられる。
天使はさらに命じる。
「地の葡萄すでに熟したり。刈り集めよ」。
今度はほかの天使が地上の葡萄を刈って酒槽にいれて踏みつぶすと、
それは血になって溢れ出て、凄い速さで、
300平方キロメートルもの広い地域にひろがった。
この「血」はどうみても
「火と硫黄で動く車」によって潰された人間の血である。
交通事故で死んだ人間の血の量がそんなにも多いとhうたとえなのだ。
人間は「獣」の仲間になると神の怒りを買い、
戦争、公害、交通事故といったもので片っ瑞から「刈りとられて」しまう。
それは「姦淫」のためだという。
古代の姦淫は現在のように避妊法がないので、
次に来るのは「出産」である。
それが悪いというのだから、
『聖書』の創世紀にある「産めよ殖やせよ地に満てよ」というのは
間違いだという《予言》なのだ。
『黙示録』は『新約聖書』の最後にあるが、
それが『旧約聖書』の最初にある神の言葉を非難しているのである。
それはこの部分が『カピトーリウム神託集』から取られたことを示しているが、
ヨハネがその食い違いに気づかなかったとは考えられない。
彼はわざとユダヤ教の『バイブル』を否定したのだ。
それは『旧約聖書』が書かれた時と、
彼が《予言》を書いた時との「時代差」なのである。
彼は人も物もすべて「大量生産」が敵になると知っていた。
だから巫女の知恵をそのまま利用して書き残したのである。
その予言はいま巨大な規模で的中を立証しているのだ。
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