2011年10月28日金曜日
国境と共に消滅する所有権
出典:黙示録の大予言:215頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《国境と共に消滅する所有権》
しかし、本当の先進国の知性は必ずその難問を解決して、
遅れたものを処理するに決まっている。
だからこそ欧州はECとして経済統合し、EUとして政治統合し、
アメリカ、カナダ、メキシコもNAFTA自由経済圏をつくつて、
経済上の国境をなくしてしまったのである。
だが、その程度では、まだまだ未加盟の国々が多いし、
ECとNAFTAとの国境も残っているから、
さらに広域の統合が必要になることは目に見えている。
結局、遅かれ早かれ、世界が国境をもたなくなるのは時間の問題なのだ。
するとこれまで所有権防衛の最大の防壁だった国境が完全に消滅するばかりではない。
各国ごとに異なるモラルまたは資源の差で許されていた「自由」が、
世界共通の法律で「規制」されることに変わるのは当然のことである。
極端な例をあげれば、
これまで平気で兵器をつくっていたアメリカも、兵器産業はなくなるし、
中国や北朝鮮が行っていた思想統制もできなくなる。
日本も食料輸入規制始めすべての許認可制度が白紙になってしまう。
これは米国では兵器産業で儲けるという「所有権」が取り上げられることだし、
中国などでは政治家が「国民」や「国土」といった
すべてのものの「所有権」を失うことにほかならない。
もちろん日本でも従来自由に金を稼いでいた「事業」を独占できなくなる。
それはいままで所有していた「企業という富」が、消失してなくなることなのだ。
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