出典:黙示録の大予言:136~138頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー
《「血に逐いおろされた」大悪魔》
それでもソ連人2000万人が戦死した。
世界で顆のない広島、長崎の大量虐殺を含めた
当時の日本人の死者200万人の10倍である。
それは正確には戦死でなく、
ナチスがソ連人を「生きるに使いしない劣等民族」だとして虐殺したのである。
それなのにソ連が持ちこたえたのは
アメリカの武器援助と英国主導の連合国の協力があったお陰だった。
それは言葉を代えると英国首相チャーチルのヒトラー嫌いが助けたといってもいい。
チャーチルは
「ヒトラーが地獄に攻めこんだなら僕はためらわずにサタンに味方する」といった。
そしてまさにその言葉通りに「サタン=スターリン」に味方したのである。
のちにサタンのその名をもった都市「スターリン・グラード」攻防の激戦は、
こうして持ちこたえられ、ドイツ軍を押し返した。
戦後、スターリンはその手柄を一人占めにして、
神のような地位と権力の「天上」に昇った。
そして1953年3月、ベッドの上で死んだ。
その3年後の1956年3月、
モスクワの第20回共産党大会で、
第一副首相のミコヤンがスターリン批判の第一声をあげたげ以後、
フルシチョフからゴルバチョフに至る歴代の首脳よって、
スターリンは完全に「天上から地上へ」引きずりおろされた。
「ミコヤン」と「ミカエル」は、ともに英語の「マイク」である。
そのソ連版ミカエルが使者=同志を率いて
「サタンと呼ばれる者、全世界の人を惑わす老蛇」
スターリンを、「神の座」から引きずりおろして
「再び天におることを得」られないようにし、
その「使者」=全世界のスターリン主義信奉者もろとも「地に逐いおろした」
のである。
スターリンは本名ではないが、彼がわざわざ選んだその名は、
サターンに一致するばかりか、こうして彼の運命も決定した。
彼は『黙示録』予言の宿命からは、死後もついに逃れることはできなかった。
真の「神」は、サタンとその一味を完全に葬り去るために、
彼とその同類に一時、かりそめの「権」を持たせた。
そして、好きなようにさせておいた後、
二度と地獄から這いあがれないようにしたのである。
だが、それですべてが終わったのではない。
奇しくも「サダム=サタン」というぴったりの名をもった男が
「ユーフラテスのほとりで解き放されて」いる。
しかも彼は愚かにも、すでに地獄へおちたスターリンをそっくりまねて、
国中に彼の巨大な肖像画を飾りたてながら、
『黙示録』と『予言集』の新たなる敵役、
「二番煎じ」の「反乱の大王」として育ちつつある。
「無知」とはなにかを、こんなにはっきりと見せている人間が、
こうして現実にいまの世に存在しているのである。
それが本書の締めくくりを飾る『第三次欧州大戦』の首謀者として、
再び「黒い」脚光を浴びるであろうことは、あなたにはよくおわかりだと思う。
彼はその前に、間違いなく湾岸戦争を起こして
「マルス=戦争の神」に支配させ、
またこの後で大戦によって同じマルスに人類を支配させようとしている。
その彼を「復活」させる「デフレ=不況」大王は、すでに空から全世界に下ってしまった。
世界の人心は次第に荒れ始めて、
アラブは南の瑞のイエーメンから「火と煙と硫黄に焼かれ」始めた。
その軍資金は「火色、紫色、硫黄色の鎧を着た」石油である
『黙示録』の「時」がいまであることを、
これでも疑う人には、これ以上、いくら話してもむだだというほかない。
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