出典:黙示録の大予言:131~132頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー
《冷戦をつくった大悪魔サターンの正体》
クロムウエル革命のときの「戦争」は、
この『失楽園』ていどに「小規模」だったが、
いまではとてもそんな「言葉だけの凄さ」ぐらいのものではない。
その詩の誇大な表現がおかしいほどの、ケタはずれに物番い兵器と、
それによる彪大な被害が、いまでは人類の常識になっている。
それはローマ時代の「刀」と現在の「核兵器」との差なのである。
しかもこの『黙示録』の[時]は「現在」を指している。
それがいま、この世界で起こるという数々の証しで満ちているのを、
私たちはすでに見たのである。
それがどんなふうに起こるのか、
『黙示録』はそれをどう《予言》しているのかを見る前に、
過去の戦争は何が原因だったかを知っていないと、重要なものを見落としてしまう。
2度の大戦は学校でも教えて常識化している。
だから、
直接戦闘には至らなかったがさまざまな内戦や
国際紛争を生み出し続けた戦後最大の戦い「冷戦」の真実の正体を見ておこう。
手みじかにズバリと書くことにする。
それは両陣営の政治家が、
自分の保身のために仮想敵をネツ造して利用した権力者用の「国民恐喝緊張剤」だった。
対立が激化すればするほど、
双方の権力者の利害が一致するという「実効」があったからである。
① 支配権の私物化=自国だけでなく、追随国までその大義名分が有利に利用できる。
② 政敵、反対勢力を弾圧、または抹殺する名目に使える。
③ 莫大な軍事費支出に伴うワイロの増加で私腹が肥やせる。
④ 許認可の増大によるワイロの増加で私腹が肥やせる。
⑤ 統制経済の操作により、楽に投資利益をあげられる。
⑥ 非常時という名目で国民の批判を許さない。
⑦ 儀式の増加、勲章などの位階勲等による自己賞賛と神格化による満足感の充実。
古来、ヘタな政治屋は政権が危なくなると戦争に逃げこむ。
このクセは世界中どこでも変わらない。
冷戦は単に世界を二分するほど大規模だっただけである。
それがスターリンの長期独裁によるソ連の私物化と、
8000万人にものぼる政治流刑犯をつくり出した理由なのだ。
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