2011年9月3日土曜日

金銭悪が人間を地獄に突き落とす


 出典:黙示録の大予言:116頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 《金銭悪が人間を地獄に突き落とす

 だが、この第6で本当に最も恐ろしいのは、その後である。

 世界の人々の三分の一が死滅した後、

 生き残った者が

 「なおその手のなす所を悔い改めず、悪鬼を拝し、

  金、銀、銅、石、木の偶像を拝み、またその兇殺、魔術、姦淫、盗窃を悔い改めない」

 という部分である。

 「兇殺、魔術、姦淫、盗窃」とは強盗、殺人、詐欺、売春、スリ、コソ泥のことである。

 これを「犯罪」だけの《予言》と思ったのでは、『黙示録』は役に立たない。

 そうした悪はすべて金銭が生みだしているのである。

 それをヨハネは「金、銀、銅」で表現しているのだ。

 すべて金を手に入れるために企み、実行する「この世の悪」なのである。

 金さえあれば好きなことができるという現代は、

 その便利さの副作用として、こんな「悪魔ども」を生みだした。

 ヨハネやハリカルナッススの巫女が想像すらできなかった「金銭悪」が、

 毎日、人々を地獄に突き落としているのである。

 それは何も貧乏だから被害者になるとは限らない。

 富を蓄えたことが、悪魔の奴隷になり、人間性を失い、

 生きた屍のような子孫や、悪魔の化身をつくり出している。

 若い時には「理想の家」を建てるのが夢だった人が、

 長年苦労して番いわが家に住むことができた時、

 跡取りは怪物のような人格破産者になっていて、

 その家は他人のものになる宿命が決定している。

 悲劇というより「無知の産物」というしかないのが正しい見方である。

 それは何に対する無知なのか。

 「金銭万能」という錯覚が、どんなにも恐ろしいものかを知らない「無知」なのだ。

 人格破産者に幸福のあるはずがない。

 錯覚しかない。

 それに気がつくのが遅れると、悲惨な敗残者の自分しか後に残らない。

 そして「その手のなす所を悔い改めず」に、

 悪い未来をつくり続けているのである。

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