2011年9月10日土曜日

『黙示録大予言』のクライマックス

 出典:黙示録の大予言:128頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 《『黙示録大予言』のクライマックス

 ではこれから一体、何が起ころうとしているのだろう?

[第12章]

 「ここに大いなる異象、天に現る。一人の婦(おんな)あり、

  日を着、月を足の下に踏み、頭に12の星の冠を戴けり。

  彼(かのじょ)すでに窄みおりしが、

  子を産まんとして甚しく苦しみ泣き叫べり。また一つの異象、天に現る。

  一条の大いなる赤竜あり。

  これに7つの首と10の角あり、その7つの首に七つの冠を戴けり。

  その尾にて天の星三分の一をひき、これを地に堕せり。

  この竜、子を産まんとする婦の前にたち、富むを待ちてその子を食わんとす。

  婦、男の子を産めり。その子、鉄の杖を以ちて万国の民を司らんとす。

  彼、神とその宝座の下に挙げられたり。婦、逃れて野に行けり、

  神そこにて彼を1260日の間、食わしめんために、

  備え給える一つの所あり、かくて天に戦さ起これり」

 この「万国の民を司らんとする子供」をアレクサンドロスとみると、

 婦は母のオリムピアス。

 食い殺そうとする赤竜は政権を奪おうとした

 アレクサンドロスの異母兄弟の勢力、と見ることができる。

 この部分はそうした記憶が、ハリカルナッススの巫女に働いていて、

 それが神託になって記録されたものと考えると、

 ユダヤ人でキリスト教徒のヨハネが思いつきそうもない異教的な場面が、

 なぜこんなに登場するのか、という謎が解ける。

 これが巫女の作品であり神託であるとすると、

 これこそ「黙示録予言」の核心でなければならない。

 これに続く「天の戦さ」とは何の《予言》なのか……。

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