2012年1月8日日曜日

救世主は現代のトロイ人と闘う運命



 出典:黄金の世紀:137~138頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《救世主は現代のトロイ人と闘う運命
 《救世主は現代のトロイ人と闘う運命


 彼の苦闘は国内問題だけではない。

 彼は国際問題でも悪魔的な連中にむかって進む。

 次の詩は、それと同時に彼の血統についても情報を含んでいる。みておこう。


 「8-40」

 「牡牛座と旗魚座による正しい相当な血統。

  悪魔らに対抗して自分に代わって復讐させ、

  新しい湖にメーヌを沈め、

  白人たちは、さらに彼らと対抗して進軍する」


 「牡牛」が血統だというのは、

 日本の皇祖スサノオノミコトが牛頭天王と呼ばれ、

 シンドゥの中心神である太陽神がシバ神で、

 やはり牡牛がその化身であるという信仰からきている。

 その一つの現われとしてアレクサンドロス大王が、

 二本角の大王(ツルカルニン)という別称をもち、

 その名が皇祖の中に「ツノガアルヒト」という名で加わっている。

 まだまだあるがそれは私の古代史の本でお読みいただくことにして、

 この牡牛座が天皇家を指章していることはご理解いただけたと思う。

 かれはその家系と旗魚座の家系とを血統にもっているというのだ。


 次の「悪魔」は原文「サツールニン」、

 ノストラダムスが常にスターリンとソ連を指すのに使う名である。

 しかしソ連崩壊後は共産主義国家群すなわち「赤い」人々 のこと。

 だからあとの「白人」と対称になっている。

 メーヌはフランス西部のノルマンディ南部一帯の地方。

 これを地名として読むとその地域が敵に占領された時期に、

 新しい戦術でその地域を解放して恐怖をしずめると受けとれる。

 またこれを英語として読むとメインは、

 主要なとか、力とかを意味するから、

 悪魔軍の主力を新しい湖のようなもの、

 包囲網とか新しい思想とかで包みこみ、

 無力化させるということかもしれない。

 そして白い自由主義軍は、さらに軍を進める。

 こうみてくると彼の思想は共産主義ともあい入れないものなのだ。

 この詩では共産主義とあい人れず、

 前の「6-52」詩では「トロイ人」ともあい入れない。

 この、彼が「トロイ人」と闘う運命にあることが、

 彼のもうひとつの別名「チラン」という名詞にも、こめられている。

 それはチランの謎ときのなかで説明するが、

 ノストラダムスのつけた名は、

 決して無意味な思い付きなどではなく、

 深い意味がこめられていて、

 その名の真意がわかれば、

 チランとはどういう人物で、どういう役割を果たすのか、

 実に詳しくわかるように構成されている。

 ノストラダムスの予言を解読しようとするなら、

 こうした事実を充分知り尽くしていないと、

 本当に私たちの役にたつ答えが見っかるはずがない。

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