2012年1月9日月曜日

世界連合での講演は彼の遺言



 出典:黄金の世紀:153~155頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《世界連合での講演は彼の遺言
 《世界連合での講演は彼の遺言


 また彼は、その女神の名を、その日と平和のために使う、という。

 武装放棄を憲法に明記した日本が、

 平和国家で女神という別名にふさわしいということは、

 すでにみたが、それをこの詩は具体的に書いている。

 では「その日」というのは、どんな意味があるのだろう。

 「熱狂的な遺言をするために遠く自由航海をし、

  真に偉大な民衆の明かり窓を解放するのだ!」

 彼は遠くへ海をこえて行き、そこで実に偉大な仕事をする。

 それは「民衆の明かり窓」を解放するのだという。

 これはどういう意味だろう?

 明かり窓というのは西欧の教会などに入ってみると、
 
 室内を明るくしている光源は、

 屋根に開けられた天窓と、

 モザイクで飾られたガラス窓から入ってくる自然光が主で、

 ローソクなどは祭壇を薄暗く照らし出すだけにすぎない。


 『予言集』 が出版されたのは十六世紀だから電気照明はまだない。

 暗い部屋を最も明るくする強力な手段としては、

 明かり窓が最上だったことを理解しなくてはならない。

 だからそれは強力に暗黒の世界を明るくするものという意味に使われている。

 当時の民衆は政治から隔離されて、

 生殺与奪の権利をもつと称する暴力集団に奴隷として統治されていた。

 民主主義をたてまえとして生活している私たちには、

 想像はできても許すことも我慢することもできない暗い暗い暗黒の、

 希望のない一生しかなかったのである。

 ノストラダムスはそんな暗い暗黒の世界に、

 明かり窓のような光をそそぐのが、

 チランだと教えているのである。

 もちろん、現代の民主化は当時に比べれば非常に進んでいる。

 私たちは結構明るい生活をしている。

 いらぬお世話だという人もあるかもしれない。

 しかし、チランはそれをする。

 なぜか?


 それは現在でも、

 まだ、国によっては暗黒時代のままの頭しかない連中が、

 国家公務員という国民の下僕である身分を忘れて、

 国民を奴隷視し、公金を私利私欲に使い、

 それでも文明人のつもりでいる非常に文化の遅れたところもある。

 そしてさらに、チランが登場するその「日」は、

 第三次大戦で全世界が本当に暗黒化してしまった時期なのだ。

 だから彼の開く「明かり窓」は世界規模で、

 仕事も規模も最大である。

 「その日」とはその時であり、

 「偉大」という形容詞はそれをいっているのである。

 では「熱狂的な遺言」とはどんなものなのだろう?

 それはもう一度、「4-31」の予言詩をみればいい。


 「4-31」

 「月がその高い山の上にみえる夜、

  唯一の天才が告げるその新しい哲学、

  教壇でその弟子に不滅の訓戒、

  眼は南に。思索と手足は情熱の火に」

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