2012年1月18日水曜日

地獄から栄光に昇りつめる日本



 出典:黄金の世紀:175~177頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《地獄から栄光に昇りつめる日本
 《地獄から栄光に昇りつめる日本

 《大不況をきっかけに目ざめた日本が世界をリード
 《大不況をきっかけに目ざめた日本が世界をリード


 なぜ、日本は欧州の戦争に手をだし、長期戦を戦ったのか?

 「4-29」

 「太陽はマーキュリーのために蝕に隠された、

  もう一つの天国のために何も準備しないだろう。

  あのヴアルカン、へルメスも要するに食べ物だろう。

  太陽は純潔に見え、そしてブ口ンドがきらめくだろう」


 日本の輸出入や内需が落ちこんで、不況のために真っ暗になったそのころは、

 まだ世界を導いて天国にするなんてことは、何も考えてもいなかった。

 工業も商業も通産も、要するに食べるための仕事にすぎなかった時代だった。

 それに比べると今の日本は純潔に見え、後光がさすように見えるだろう。

 これは日本が不況をきっかけに、それまでの弱肉強食の経済至上主義を反省して、

 人類全体の未来に眼をむけるようになり、思想と社会の病根をなおし、

 新しい理想の実現にむけて世界をリードし始めたという詩だ。


 「4-28」

 「そのとき何と金星、太陽に覆われるだろう、

  栄光の基壇は神秘な形をしているだろう。

  マーキュリーに火、彼らの老いた首からオーラ、

  そのとき好戦的な物音、奇襲者の賭けだろう」


 日本が「純潔」にみえるその時、中国は超大国でありながら、

 経済先進国日本の影響なしではいられないだろう。

 日本が、その「栄光の日」へのぼりつめる基礎になる階段は、

 それまでの人類の常識では、

 理解できないような神秘なものにみえるにちがいない。

 世界の資本主義戦線に火がつき、資本家たちの古い頭は輝くほど過熱する。

 そのころ戦争近しの情報が飛び交う。

 それは奇襲をかけようとするイチかバチかの賭けのようだ。

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