2012年1月17日火曜日
チラン=戦う月の女神の正体・要約
出典:黄金の世紀:171~174頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《チラン=戦う月の女神の正体・要約》
《チラン=戦う月の女神の正体・要約》
1 「黄金」は名誉や富以外の光り輝くもの=素晴らしい世紀=「黄金の世紀」。
それが今、改めてニュースになる。
残忍な暴力で人を殺し、または痛めつけて奪った富は、
犯人の短い命とともに消えて、後には犯罪の記憶だけが残っている。
それをノストラダムスは生きた訓戒に変えた。
彼からみて未来である今、改めて彼の予言詩を取り上げて、
考えなければならない情報として人々 に知らせるから
「未来へ送った哲学上のニュース」なのである。
2 新しく現われる救世主の思想は、西欧の哲学思想とまったく縁のない東洋思想で、
在来のドイツ哲学とは縁遠い。
それが世界を統治するというのは大ニュースであり、同時に脅威でもあり、
屈辱と怒りを感じる。
だが唯一の天才が世界連合の議場で告げるその新しい哲学とその訓戒は、
結局人類に支持されるという経過を描写している。
3 武装放棄を憲法できめた世界唯一の国・日本は「月の女神チラン」だ。
世界には一つの大きな流れが生まれた。
それは日本が石油を利用して偉大な経済発展をとげたからで、
世界中がそれを真似て経済発展に賭ける経済至上主義の潮流を作り出した。
だがそれは長く続かず、バブルははじけて世界は暗い霧雨につつまれたようになった。
そのため不況に悩む世界の雰囲気は、好況を続ける国に対して激しい反感をもつ。
4 チランは航空特攻隊が出撃した悲劇の基地の名。
ノストラダムスは特にこの名を日本人の代名詞に選んだ。
超人ノストラダムスの計りしれない意図があると尊重しよう。
「予言者の略称は終わりから一一番目』 はアルフアべットの「Y」。
また月の女神の次の略称が「チラン」だから、
終わりから二番目の別名は「月の女神」だ。
5 その時期には個々 の国々 はないから、ニれは個人名でもあり集団名でもある。
月の女神チランは予言者の別名で、彼は民衆の明かり窓を解放する大思想家、
チラン全体の指導者なのだ。
それは現在でも暗黒時代のままの国家公務員が、
国民の下僕である身分を忘れて国民を奴隷視し、
公金を私欲に使うような非常に文化の遅れた国もある。
彼はそれを教えて人々 に「明かり窓」を解放する。
6 彼は世界連合で講演するが、それは彼の遣言でもある。
彼は世界動乱の渦中へ死を覚悟して出かける。
死後も永遠に残ったその哲学、それは過去に最高だった
ドイツ哲学より高く、昇った月のように輝く。
彼は講演のあと、フランスやスペインで偉業をたて、
平和条約締結を成功にみちびいて讃えられる。
7 チランの南欧での活躍。チランは五番目にフランスのアラースを敵の手から取り戻し、
ついでスペインへ行って裁判に臨席してほめたたえられ
「第ニのマセラン裁判」と呼ばれた。
そのときローマには苦境にあるラトビア人がおり、
それを救ってほしいという要請の手紙と大使がイスラエルからくる。
戦争のあとの復興事業もするが、果たしてチランはローマまで行ったか?
8 チラン、不吉な機械で長期戦。
チランはイタリアでも長期間戦い続け、捕虜が陰謀を企んで、
捕虜が有利になるように王チランに、奪っていた富を返還する。
いっぽうミラノ軍は戦争に負けて、火で市街を焼きはらったあと、
捕虜になって鉄の鎖で囚われている。
その時チランは「暗黒にも勝る不吉な機械」を使って尊大で残酷な敵を屈服させる。
偉大なチランは、とても長いあいだ守って戦う。
7 チランの南欧での活躍。チランは五番目にフランスのアラースを敵の手から取り戻し、
ついでスペインへ行って裁判に臨席してほめたたえられ
「第ニのマセラン裁判」と呼ばれた。
そのときローマには苦境にあるラトビア人がおり、
それを救ってほしいという要請の手紙と大使がイスラエルからくる。
戦争のあとの復興事業もするが、果たしてチランはローマまで行ったか?
8 チラン、不吉な機械で長期戦。
チランはイタリアでも長期間戦い続け、捕虜が陰謀を企んで、
捕虜が有利になるように王チランに、奪っていた富を返還する。
いっぽうミラノ軍は戦争に負けて、火で市街を焼きはらったあと、
捕虜になって鉄の鎖で囚われている。
その時チランは「暗黒にも勝る不吉な機械」を使って尊大で残酷な敵を屈服させる。
偉大なチランは、とても長いあいだ守って戦う。
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