2012年1月29日日曜日

二十一世紀は本当の万物の霊長の時代



 出典:黄金の世紀:198~201頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《21紀に生きるあなたに
 《21紀に生きるあなたに

 《二十一世紀は本当の万物の霊長の時代
 《二十一世紀は本当の万物の霊長の時代


 二十一世紀は知性の時代である。

 半ば夢の中にいるような、はっきりしない頭で、その日暮らしの、

 いい加減な人生をおくる人に満ちていた時代から、はっきりした頭で、

 澄んだ目で未来を見通せる人々 の時代へ「進化」する。

 二十世紀というサナギのような時代から、サナギの皮を脱いで、

 本当の万物の霊長といえる、よく現実が見え、

 安全に飛びまわれる新人類に羽化し、精神的にも物質的にも、

 高い生命に昇るのが、この世紀なのである。

 そこでは「夢」「ロマン」という小児語は恥かしくて使えない。

 それは「真実」を覆い隠して悪を押し通そうとした連中が、

 そんな言葉で人々 の知性をくらませ、

 好きなように料理して餌食にしていたことが暴露されて、

 普通人なら誰でも知っている常識になるからである。

 だからこれまで「謎」だ、「未知のロマン」だといわれていた、

 愚かな頭の象徴は、謎が残らないという教養によって一掃されてしまう。

 原始時代から二十世紀まで続いてきた「暴力支配・階級支配・民族主義」の世界を

 片っ端から一掃して、初めて本物の「黄金の世紀」が完成する。


 それはノストラダムスがいうように、

 フランス革命や、ロシア革命のようにアッという間に進行し、

 反革命の流血も予言どおりだが、私たちは現代人最高の知性で、

 それをできるだけ悲惨なものにしないようにする

 指導者・救世主チランが、日本に出現するのを見、聞き、

 その教えに従い、権力者も納得して罪をみとめて清算し、

 攻撃者も納得して暴力を避け、

 つての全学連などの「早過ぎた革命」が

 不成功に終わったような破滅的悲劇は防げる。

 だがゼロではない。

 世界の地域によっては、第三次大戦のような巨大悲劇が待っている。

 その原因は、ナショナリズム宗教徒の未開にある。

 彼等は原始時代そのままの野蛮な信仰に凝りかたまっていて、

 チランの存在すら知らないからである。

 こうお話ししても、大半の日本人は、

 そんな革命は日本以外でしか起こらないと思いこんでいる人が多い。

 その考えから改めなければ「流血の惨事」が続発する。

 その原因が日本にも充満している事実を少し具体的に挙げておくことにしよう。

 それは多くの皆さんには余りに極端にみえるかもしれないが、事実を事実と認めないと、

 古来、世界で相次いだ惨劇が、

 私たちの上にも降りかかってくることは絶対に避けられないのである。

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