2012年1月8日日曜日
人類の明かり窓を開くチラン
出典:黄金の世紀:151~152頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《人類の明かり窓を開くチラン》
《人類の明かり窓を開くチラン》
これで「チラン」という名詞は、
日本を意味する代名詞とすると、
詩の意味がよく理解できた。
これを他の国に当ててみても、こんなにうまくいかない。
またチランと読むことに疑問をもつ方もあると思うが、
ノストラダムスの著書は中世フランス語で書いてはあるが、
こうした名詞の発音は国ごとにちがい、
絶対にフランス語の発音でないとダメということはない。
それは同じフランス語でも中世と現在とで発音もスペルもちがうものが多いし、
また名詞はノストラダムス自身が、
フランス式なら「ノートルダム」と発音しなければならない姓を、
わざわざギリシャ式に「ノストラダムス」と発音させていることでも、
こだわる必要はないことがわかる。
だからチランが日本だということは、むしろ日本式に読めということなのだ。
その日本にはまちがいなくチランという姓がある。
鹿児島県にはその姓と同じ地名があり、太平洋戦争末期に、
陸軍の航空特攻隊が出撃した悲劇の基地で有名なところである。
このことがノストラダムスに影響を与えて、
特にこの姓を日本人の代名詞にした可能性がある。
この名詞には必ず、
超人ノストラダムスの計りしれない意図があると尊重しなければならない。
チランは、この発音で読むのが正しい。
こうみてくるとチランは日本の別名になるが、
ではなぜ「太陽」や「ジュピター」を使わないのか?
それは次の詩が謎を解いてくれる。
「2-28」
「その予言者の略称は終わりからニ番目、
「月の女神」使うのはその日と平和のため。
熱狂的な遺言をするために遠く自由航海をし、
真に偉大な民衆の明かり窓を解放するのだ!」
この「終りから二番目」は複数の解読ができる。
一つはアルファベットの「Y」である。
また月の女神の次の略称=別名が「チラン」なのだから、
チランが最後の別名。
終わりから二番目の別名は「月の女神」だという意味でもある。
そしてそれらは「予言者の別名」だと、はっきり書いてある。
彼が活躍するその時期には太陽や金星で表現されていた個々の国々はなくなっているから、
これは個人名でもあり集団名でもある。
彼は遺言を残すために、遠く自由航海をし、
民衆の明かり窓を解放する大思想家で、
チラン全体の指導者なのだ。
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