2012年1月21日土曜日
イスラム教世界とキリスト教世界の断絶、国連の崩壊
出典:黄金の世紀:181~183頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《イスラム教世界とキリスト教世界の断絶、国連の崩壊》
《イスラム教世界とキリスト教世界の断絶、国連の崩壊》
「5-31」
「アッチカの領域を経過した賢者の意味での指導者、
それは現在の誰か? かの「世界のバラ」である。
橋と 彼の偉大な優位とは 崩壊した。
そして もう一つの崩壊も また決定済みだろう」
「アッチカ」は、古代ギリシャ文明の中心地。
そこを通ってきた賢人とは、
西欧哲学の学者という意味。
その指導者は哲学と法学の第一人者。
それは「世界のバラ」と呼ばれる。
だが今では「橋と 彼の偉大な優位とは 崩壊した」という。
橋は通路を妨げるもの=川を越えて対岸と結ぶものだから、
それが崩壊したというのは、
その戦争で、
イスラム教世界とキリスト教世界とが断絶したことと一致する。
だから「世界のバラ」は世紀末にはこの世界に実在していたが、
戦争で崩壊したものの名である。
ノストラダムスはそれを擬人化しているが、
いまの世界を見わたしてもそんな有名人や組織は見当たらないから、
これはもっと別のものである。
その手がかりは、彼が失った優位が戦争で崩壊したことだ。
それまでは世界共通で、戦争と同時に崩壊したものといえば、
「世界の」という国際的優位から見て、国連ぐらいしかない。
だが、ノストラダムスは彼の詩の比鳴を解くキーは「音」だと教えている。
国連は「ザユナイテッドネイション」である。
ネイションには「世界」という意味もあるからいいが、
バラは「ローズかロゼ」でユナイテッドとは発音がまるで合わない。
これに合うものが一つだけある。
それは「ロー」すなわち「法」である。
これなら「国際法」というぴったりのものがある。
今の世界は英語を国際語として成りたっているから、
それに統一するとはっきり理解できる。
世界のバラはザネイションローズ。
国際法はザネイションローだ。
国際法なら、
アッチカに始まり二十世紀末まで続いてきた
人類社会の形態は国家分立というシステムのままで、
確かにほとんど変わらないから、
現代まで人類を律して、滅亡を防いできた「世界の法」は、
まさに「アッチカを通ってきた賢人」そのものである。
しかし、その「橋」としての機能も意義も失われたいま、
その巨大だった法の優位もなくなってしまった。
では決定済みになったという「もう一つの崩壊」とは何だろう?
それはいうまでもなく、
その国際法あっての存在「国連」なのである。
それが「3-84」の詩では、武器と火と悪疫によって
「法も人々も死ぬ」と明記されていた。
これが決定済みになったという「もう一つの崩壊」である。
その結果、何が起こったのか?
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