2012年1月11日水曜日
南欧での活躍、ローマまで行くのか
出典:黄金の世紀:157~158頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《南欧での活躍、ローマまで行くのか》
《南欧での活躍、ローマまで行くのか》
彼は、それまで入れて、四つのことを成し遂げた。
次の五番目は「アラースまで出かけていって取り戻す」という。
アラースというのはフランス北部のパ・ド・力レー県の首府で、
ノストラダムス時代には日本でいえば大阪のような大商工都市だったところ。
ついでスペインへ行って「偉業」をなした。
なにをしたかというと、
第二のマセラン、
王の臨席裁判席だという。
これはどういう意味なのだろう。
これは中世ヨーロッパでときにみられた裁判のあり方で、
裁判所に王自身が臨席して裁定をくだす親裁制度用に、
王の席が特別に設けられていた。
ここに挙げられたマセランのそれは、
チランが臨席して行なわれた裁判が、
彼をほめたたえるものであり、
それを「第二のマセラン裁判」という呼び方をしているので、
じゅうぶん理解できる。
より詳しく知りたい方は、
図書館で
ローペ・デ・ベー力著、永田寛定訳
『上なき判官これ天子』 をお読みいただきたい。
そのあとチランはどうしたか?
次の詩を読んでみよう。
「5-6」
「王に予想の確かなその首長その手をおく、
講和のためにイタリア人が頼みにくるだろう、
その支配権左の手に変えにくるだろう、
王は平和愛好者の皇帝になるだろう」
「9-41」
「偉大なチラン、自分自身でアビニョンを把握する。
ローマのラトビア人、苦さの満ちた蜂蜜。
手紙と大使、イスラエルから出発する。
大工仕事、四輪車のために黒ずんだ赤い羽毛入用」
そのときローマには、
苦い蜂蜜を嘗めさせられているような苦境にあるラトビア人がおり、
それを救いに行ってほしいという要請の手紙と
大使がイスラエルからくるという。
そのために「四輪車」がいり、「大工仕事」が始まり、
それには「黒ずんだ赤色の羽毛」がいるという。
戦争のあとの大工仕事といえば復興事業のこと。
黒ずんだ赤色の羽毛は彼の儀式用のものか、
ローマ法王庁の象徴かのどちらかを意味するようだが、
果たしてチランはローマまで行ったのであろうか?
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