2012年1月5日木曜日
今、改めてニュースになる彼の哲学
出典:黄金の世紀:143~145頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《チラン=戦う月の女神の正体》
《チラン=戦う月の女神の正体》
《今、改めてニュースになる彼の哲学》
《今、改めてニュースになる彼の哲学》
「3-67」
「哲学者たちの学派に一つのニュース、
私のとらえた死、黄金、名誉と富、
ドイツ人の住むある山とは境を接しないだろう。
支持者と多忙がそれらの結果として生じる」
まず「ニュース」を検討してみよう。
それはまず二行目を指している。
その「私」は詩の作者・ノストラダムス自身だから、
彼がとらえたもののリストをみると、
「死」だが、これを彼が死んだこととみれば、
彼は人間だから死ぬのは当然で、
わざわざここに書く必要などない。
だからこれは彼がみてきたさまざまな多くの人の「死に方」が、
ニュースになる価値をもつという意味なのである。
「黄金」は別に「富」と表現してあるから、
ふつうの意味の金銭や富や豪華といったもののことではない。
それ以外の光り輝くもの、
すなわち彼がとらえた未来の中で最も光り輝くものといえば、
私たちがこの本で追及してきた素晴らしい世紀=「黄金の世紀」以外には、
彼の眼中にはないはずである。
「名誉」というのは評価が変わる。
彼はその実例を多くの事件を挙げて教えている。
「富」もまたこれと大差ない。
欧米には中世以来の王や富豪が残した眼もまばゆいばかりの宮殿や豪邸があるが、
その大半は子孫もなく、子孫が住んでいても、かつての富の実質はない。
ただ抜け殻だけがむなしく建っているだけである。
また視点を善と悪にしぼって見るとそれはさらに空しい。
浅忍な暴力と悪企みで人を殺し、痛めつけて奪った富は、
犯人の短い命とともに消えて、後には犯罪の記憶だけが残っている。
なんとも浅はかな話だ。
それをノストラダムスは細かく描写して生きた訓戒に変えた。
それらが今、改めてニュースになるというのである。
なぜか?それは、私のような誰かが、
ノストラダムスからみて未来である今、
改めて彼の予言詩を取り上げて、
改めて知り、考えなければならない情報として、
人々に知らせるからなのである。
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