2011年8月20日土曜日
明白な悲劇の「現実の教訓」
出典:黙示録の大予言:88頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー
明白な悲劇の「現実の教訓」
ここでもノストラダムスを役立ててみよう。
彼のほうは「ソ連大崩壊」については、
ベルリンの壁の撤去から、ユーゴの壊滅、その後の分裂と内戦に至るまで、
詳細に描写し予言していた。
彼はそれらの詩の中で共産主義者や党員、
国民などを常に「赤い者」と表現している
(『真説・ノストラダムスの大予言』各巻参照)。
それらを一つ一つ改めて検討してみると、
それは「赤い者」が外部に与える脅威ばかりでなく、
「赤い者」自身に対して警告している《予言》が多く見られる。
だとすれば『黙示録』の「赤馬の騎士」の予言も同じことで、
それはいま、生き残った共産主義国家や党員に対する警告であり、
今後、彼らを襲う恐怖についての《予言》でもあったのである。
『黙示録』はやはり《予言》能力をもっていたのだ。
このことで、さらに気づいたことがある。
それは「馬」とは「人を乗せて運ぶもの」である。
そして共産主義のような「思想=イデオロギー」もまた、無形ではあるが、
やはりそれによって、ある方向へ「人を乗せて運ぶもの」の一種だということである。
それは一人二人乗せて運ぶのではないから、
むしろ「船」の方がよく似ているが……。
国家が、国民の個性を無視して、
むりやりナショナリズムの船に詰めこんで、
荒海に船出したら、どんな結果が待っているか……。
その大実験の結果と答えが、
ソ連邦70年の悲劇であり、
それより規模は小さかったが悲惨さでは最大だったヒトラーのナチの悲劇であり、
いまだに放置遺児が親を求めてさまよい、
遺骨収拾さえ終わっていない大日本帝国の悲劇であり、
一つの国の中で分裂して戦争と殺裁を繰り返している旧東欧諸国の悲劇である。
こんな明白な「現実の教訓」さえ目にも心にも入らずに、
いまだに日本にも「国家主義・右翼」を看板にしている無学な連中がいるが、
それは自己弁護に夢中の戦争犯罪者のナレの果てにすぎないのである。
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