2011年8月20日土曜日

戦争を生むナショナリズムの悪魔


 出典:黙示録の大予言:84~85頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 戦争を生むナショナリズムの悪魔

 私たちはすでに、『黙示録』とノストラダムスの大予言とが、

 同じ原典『カピトーリウム神託集』から出ていることを知っている。

 ノストラダムスもその予言詩の中で色を象徴として使っている。

 彼は「白」を繰り返し幾度も、「資本主義」の意味に使っているのである。

 『真説ノストラダムスの大予言(激動の日本・激変する世界篇)』から一例をあげると、

 『第4巻33』では

 「日本人は明白に白さが温れる。

 中国はネプチューン(台湾)の白さに隠される」

 といっていて、その白が「資本主義」を指していることがすぐわかる。

 間違いなく《予言》がいう「戦争」には

 機械設備を武器にして戦う経済戦争が含まれている。

 それにはもちろん「勝敗」があり、勝者は「冠=富と地位と名声」を得る。

 そしてさらに「常に勝てり、また勝ちを得ん」といって出ていく。

 だからこの「白」は、単純に世界大戦などを考えるより、

 武力による戦争が、資本主義による経済戦争の延長であることから、

 両方を同時に指していると見なければならない。

 それは経済戦争の激化から、侵略と殺戮の本物の戦争に拡大していく、

 その全体をいっているのである。

 古来どの戦争も「富・宝」 の争奪戦だったからである。

 武力戦に入る前に、常にこの経済戦があった。

 実際問題として、この2つには実は切れ目はない。

 近代のどの戦争を見ても、

 市場や物資の経済的争奪がエスカレートして本格的な武力衝突が起こった。

 だからトップに出現した「白馬」は、

 やはりノストラダムスと同じく「資本主義・経済」問題を優先して考えるのが、

 より正確な判断である。

 これを忘れると、

 『黙示録』は人類最大の問題である「経済」が、

 全然出てこない《予言》ということになる。

 それでは『黙示録』は炎予言》として扱うことはできなくなる。

 そしてもう一つ忘れてならないのはスポーツである。

 それもまた「勝敗」を争うものである。

 それだけでなく勝敗を争う道具であるスポーツ用具一切も、また武器の一種である。

 これもまた、オリンピックに見るように、厄介なナショナリズムに根差している。

 国の代表という資格をもった者が、「祖国の名誉」を賭けて戦う。

 これが「戦争」でなくて何であろうか。

 オリンピックは、

 かつてヒトラーが露骨に利用して第二次大戦の導火線に使ったし、

 また韓国のソウル・オリンピックの場合は、

 逆に北朝鮮のキムヒョンヒらによる大量テロを項点とする、

 さまざまな騒乱をまき起こし、一触即発の恐怖が全世界を暗くした。

 この「白馬の騎士」は、スポーツ・経済戦争・武力戦のどれをみても、

 ナショナリズムによって煽動されるさまざまな紛争の当事者を意味している。

 それは一見、平和の仮面をかぶってはいるが、

 オリンピックもまた例外ではないのである。

 『黙示録』

 『予言集』

 「ノストラダムス」
 『新説・ノスドラダムスの大予言』シリーズ
 「加治木義博」
 ヨハネの黙示録とノストラダムスの大予言
 『黙示録』
 『ノストラダムスの大予言』
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