2011年8月5日金曜日

『日本書紀』や『古事記』にも登場する「4騎士」

 出典:黙示録の大予言:66頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 《『日本書紀』や『古事記』にも登場する「4騎士」

 『日本書紀』にも、この「4騎士」が登場する。

 それは崇神天皇の記事の中にある。

 原文をご覧にいれよう。

 『日本書紀』

 [御間城入彦(みまきいりびこ)五十瓊殖(いにえ)の天皇(すめらみこと)]十年 

 「九月丙戊の朔甲午の日、

  大彦命(おおびこのみこと)を北陸に遣わし、

  武渟川別(たけぬなかはわけ)を東海に遣わし、

  吉備津彦を西道に遣わし、

  丹波道主命を丹波に遣わしき」。

 この人々は崇神天皇に仕えていた武将だから、西欧の「騎士」と同じものである。

 それは『黙示録』の騎士が、うしろに「……を従えて」と書いてあることでもわかる。

 見落としてならないのは、その数が「4人」であることである。

 さらに重要なのは、その派遣された方角である。

 最後の丹波だけがあいまいだが、

 他は、はっきり北・東・西と明記してある。

 だから残るのは南だけである。

 丹波というと今は兵庫県中部から京都府にまたがる広大な地域のことだから、

 誰がみても都のあった奈良・京都からは「北」で、

 その北は北陸だから、

 北へ二人が重なって派遣されたという奇妙なことになる。

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