2011年8月29日月曜日
第7の封印=7つのラッパの禍い
出典:黙示録の大予言:107~109頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー
第7の封印=7つのラッパの禍い
第7の封印が開かれ7人の天使が現れると、神が7つのラッパを与えた。
またもう一人の天使が金の香炉をもって現れ、祭壇のそばに立つと、
これにはたくさんの香を与えた。
その天使が香炉に祭壇の火を満たして、地に傾けると、
雷鳴が轟き稲妻がひらめき地震が起こった。
次いで第2の天使がラッパを吹くと、
血の混じった雹と火とが地上に降りそそぎ、
地上の三分の一、樹木の三分の一、すべての青草が焼け失せた。
第2の天使がラッパを吹くと、
燃えている大きな山のようなものが海に落ちて、
海の三分の一が血に変わり、海中の生物の三分の一が死に、船の三分の一が壊れた。
第3の天使がラッパを吹くと、
一つの大きな星が明るく燃えながら天から落ちてきて河川の三分の一の水源に落ちた。
この星の名は「苦ヨモギ」という。
このため地上の水の三分の一が苦くなり、それを飲んだ多くの人が死んだ。
第4の天使がラッパを吹くと、
太陽の三分の一、月の三分の一、星の三分の一がなにかに撃たれて、
その部分が暗くなってしまった。
だから畳も三分の一の暗い畳で、夜も暗い。
その時ヨハネは、一羽の驚が大きな声で
「後の三人の天使がラッパを吹こうとしている。
ああ何と地に住む者は禍いなるかな、補いなるかな」
というのを開いた。
第5の天使がラッパを吹くと、
天から落ちた一個の隕石が底無しの穴を開けたのを見た。
その穴から巨大な炉の煙のようなものが立ち昇り、
太陽と空はその煉で暗くなった。
するとその煙の中から大量のバッタが湧き出てきた。
このバッタはサソリのような力を与えられて、
草木を傷めるのでなく、額に神の印のない人々を傷つけること、
ただし殺すのでなく、五カ月のあいだ、
サソリに刺されたような痛みで苦しめることを命じられた。
だから、それにやられた人々は、
死んでその苦痛から逃れようとするが死ぬこともできない。
このバッタは軍馬のような姿をしている。
頭には金の冠のようなものをかぶり、
顔は人のように見え、女性のように長い髪の毛をもち、
その歯はライオンの歯のように鋭い。
そして鎧の鉄の胸当てのようなものがあり、
それが飛ぶ時の音は、まるで多数の馬が戦車をひいて戦場を駆け回るような音だ。
おまけに尾にはサソリのような針をもっていて、
それで刺されると五カ月も苦しまねばならないのだ。
このバッタには王がいて、
ヘブライ語では「アバドン」、
ギリシャ語では「アポリオン」という、と書いてある。
これはラテン語で「アポロン」、
英語で「アポロ」と発音するギリシャの太陽神の名と同じである。
この部分は、
アポロン信仰と対立していた
ディォーニッスス信仰のハリカルナッススの神託の部分だとわかる。
だからここは《予言》なのだ。
それが何を意味するか考えてみよう。
古来、サバクトビバッタの被害は中近東を中心にいまだに農民を苦しめている。
最近では1988年にチュニジアから広がり、
果ては大西洋を越えてカリブ海諸国まで襲った。
日本でも1712年の7月から9月まで3カ月に及ぶ全国的長雨に加えて、
バッタの大発生による大被害によって全国的パニックが起こり、
これが徳川吉宗の享保大改革の引きがねにもなっている。
だがそれらは水とバッタは事実だが、血や火が降るというのとは違う。
第6の天使がラッパを吹くと、金の祭壇の4本の角から
「大きな川、ユーフラテスのほとりにつながれている四人の天使を放してやれ」
という声が聞こえる。
4人の天使は人間の三分の言殺すために解き放された。
その騎兵は炎、紫、硫黄の色の胸当てをつけており、
その口から吐かれる火と煙と硫黄の三つの災で人間の三分の一が殺された。
これらの災いにあっても生き残った人間は、
なおも偶像を崇拝することをやめなかった。
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