2011年12月28日水曜日

独占資本の罪悪を打ちくだく救世主



 出典:黄金の世紀:124~125頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《独占資本の罪悪を打ちくだく救世主
 《独占資本の罪悪を打ちくだく救世主


 「10-80」

 「偉大な治世に君臨するたいそう高貴な統治。

  大きな青銅の城門を、激論の成り行きで

  王と大公が喜ばしいパンチで開かせるだろう。

  取り壊された港が船を建造。日の目をみるだろう」


 ノストラダムスは「黄金の世紀」を最高にほめたたえるとともに、

 その統治を非常に高貴だと評価している。

 これは救世主に対する絶賛の詩なのである。

 青銅は、金銭、金儲け、

 その大きな城門とは、巨大資本が独占する巨大コンツェルンが、

 あらゆる手段を使って、堅固な城塞のような企業を築いているが、

 それを解体改善する突破口を開くということである。

 その状況は、その高貴な統治の場である例の「大きな議会=世界連合の議会」で、

 激論が交わされて、王=世界でただ一人の統治者=救世主と、

 その新世界政府の指導者=統治の実務をとる大公=首相とが反対者に、

 人類にとって最も喜ばしい見事なパンチを食らわせて、

 ついに人類の悲劇の根源、今の差別の真因である、

 富の寡占という最悪の罪悪の城=間違った資本主義が堅く閉ざしていた=その「門」を

 ついに開かせる。

 こういっても実感がわかず、

 「金儲けが、なぜ悪い?」と簡単に納得できない方は、

 ノストラダムスが指摘した商業資本の罪悪の一例を、

 次の詩で感じとっていただきたい。


 「4-15」

 「どこに飢えを発生させようかと考える、

 いちばん満腹でき、満足できるからだ。

 貧欲な犬のような海の眼でもって、

 一方に対して。もう片方では気前のいい油、いい小麦」


 「海=貿易商人」が、

 貧欲な犬のような眼をギョロつかせて、

 世界のどこに飢えを発生させようかと狙うのは、

 値段を吊り上げてうんと儲け、

 自分は満腹して大満足できるからだ。

 一方に対しては高い食料を売りつけて貧乏人を殺すような、

 そんな悪いことを平気でしながら、

 片方では、あり余った油や小麦を、

 気前よく安く大量に売りつける連中がいるのだ。

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