2011年12月2日金曜日

世界カー戦争の末期症状



 出典:黄金の世紀:63頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ 

 《世界カー戦争の末期症状
 《世界カー戦争の末期症状

 「10-88」

 「足と馬にその新たな見張り。

  すべて広々 とした海を通って入るだろう。

  マルセイユのその港の中に入る。

  涙、悪化そして流血、かつてなかった、とても苦い時代」

 [足]は二本で「二輪車]、[馬]は四本足で[四輪車]。

 「マルセイユ]はヨーロッパ有数のフランス最大の貿易港。

 これは一フランスだけでなく世界のすべての「貿易港」を意味している。

 そこへどんどん日本製などの「外車」が輸入される。

 その国の国産車は押されて売れ行きがガ夕落ち。

 九一年夏にはアメリカのFRBがカー・メーカーのビッグ・スリーに

 工場閉鎖をするよう勧告するという悲境にある。

 これは日本の高い生産性が原因なのだが、

 そのトヨ夕、ニッサン、ホンダ、マツダはどんどんアメリカに販売網を広げていく。

 ヨーロッパでも同じで、

 フランスのクレッソン首相は日本に対してヒステリックな非難攻撃を口ばしる。

 当然、日本の経済構造もそれなりに影響されて変ってしまう。

 自動車産業は縮小を繰り返して次第に中小企業化していく。

 もちろん関連企業も全減する。

 ノストラダムスの予言が正しければ、このとおりになる。

 今から対応策を考えている者だけが生き残れるのだ。

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