2011年12月20日火曜日

美しい法と統治が、太陽・日本を興す



 出典:黄金の世紀:104~105頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ 

 《美しい法と統治が、太陽・日本を興す
 《美しい法と統治が、太陽・日本を興す


 こうして「美しい法」の正体がはっきりわかると、

 一つ前の詩は、次のようにも読める。

 「その美しい法は中国の古代の指導者・孔子が練りあげたもの。
  
  それによって中国は大国として現在も栄えている。

  だが中国のサチュールヌは日本と争って右往左往

  (清国は日清戦争を起こし、結局滅亡してしまった。

   またその後、蒋介石政権は日中戦争で悪戦苦闘したあげく

   台湾へ逃げて紛争の種を後に残したが)

  その同じ儒教精神が、いっぽうでは極東の一小国にすぎなかった日本を、

  いまでは大国中の上位にまで押し上げた」

 サチュールヌは悪魔という意味だから、

 サチュールナウは悪人のことと読み替えてみると、

 「その日本では、その美しい法の精神がまだ生きているから、

  悪徳や不倫を犯した悪人どもは、世間から冷たい眼でみられ、

  爪弾きされるという最悪の人生を耐え忍ばねばならない」という内容の詩になる。

 さきの解読では、中国、ロシア、日本三国の歴史的事実の予言だったものが、

 こちらは、
 
 「美しい法」のその内容と働きと歴史をくわしく教え評価することで、

 未来の日本の運命を予言し、私たちに警告して、

 幸福な人生とはなにかを深く考えさせる詩になる。


 「5-24」

 「その法と支配者のもとに金星は興った。

  サチュールヌは、ジュピター帝国にかかわって右往左往。

  美しい法と統治が、その太陽を興した。

  サチュールナウは、その最悪を耐え忍ぶ」


 だが、こうして複数の内容の詩として読みとれるというと、

 ノストラダムスはインチキだ、それはどんなにでも、

 適当に説明できるように仕組まれた占い師用のマヤカシものだ、

 などと非難する連中が現われる。

 けれども、文章が表現できる内容には限度があり、

 好きなように解釈できるものではない。

 ただ、言葉によっては、含んでいる意味の深いものがあるから、

 その文章が意外なほど多くを語れるものもある。

 だから大予言は一つの限定された事件だけを予言したものだと、

 思いこんでいるものは、

 大予言のことは何もわかっていないという証拠なのである。

 ノストラダムスは、大予言は三七九七年まで役に立つとわざわざ書いている。

 そのとおり繰り返し役立つのでなければ、

 九四二篇しかない予言集は、

 出版後五世紀のあいだにぜんぶ使いきっていて、

 今ごろ私たちが関心をもってみても、なんの価値もないのである。

 『黄金の世紀』
 『黄金の世紀』
 『黙示録』

 『予言集』
 「ノストラダムス」
 『新説・ノスドラダムスの大予言』シリーズ
 「加治木義博」
 ヨハネの黙示録とノストラダムスの大予言
 『ノストラダムスの大予言』
  「言語復原史学会」

 『My ブログ』
 古代史ブログ講座
 「歴史徒然」
 「ウワイト(倭人)ウバイド」
 「ネット歴史塾」
 「古代史の画像」
 「ヨハネの黙示録とノストラダムスの大予言」
 「オリエント歴史回廊(遷都)」
 「歴史学講座『創世』うらわ塾」
 「終日歴史徒然雑記」
 「古代史キーワード検索」      

0 件のコメント:

コメントを投稿