2011年12月8日木曜日
大量の流血事件。教団は崩壊地獄
出典:黄金の世紀:72~73頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《大量の流血事件。教団は崩壊地獄》
《大量の流血事件。教団は崩壊地獄》
「8-98」
「かの教団の仲間は血を流すだろう。
なんと! 水のように、大掛かりに、多量に。
長い期間、一人も残ったものはないだろう。
それ、それ、あの教祖、崩壊、哀訴」
敗戦後つくられた新興宗教団が、血で血を洗う内紛で、
地獄の様相を呈したあと崩壊してしまうという予言だ。
だれが考えても独裁寄生虫のいる金儲け宗教が人を救えるはずがない。
やがて目覚めた若者たちが先頭に立って暴露し、
責任を追求して純真な信者たちを救うのでもあろう。
そのとき中国天安門事件の再現のようなものになり、
それを阻止しようとする教団側との間に、
避けられない流血の地獄が生み出されるという予言なのだ。
その血みどろの惨状を、ノストラダムスは五世紀前に知っていたのである。
それは避けられない決定済みのことであり、彼にはすべて見透しのことだった。
だから彼は別の詩で「救世主を名乗るニセ者が、必ず現れる」と、
イエス・キリストと全く同じ予言をしている。
そしてその教団は、必然的に「崩壊」し、
結局最後には「あの主宰者様]が「哀訴」するというのだ。
それこそまさに『仏罰』 というべきであろう。
だが奇妙なことに、
その主宰者は「ノストラダムスの大予言には私が登場する」
と大威張りで宣伝してきた。
この点だけは彼は正しかった。
たしかに、これだけの数の四行詩を使って、彼のことを予言していたのだから……。
しかし彼が本当に大予言を理解して知っていたのなら、
そんな哀れな末路をとげると分かっているバクチに、
ノメリこむことはなかったはずである。
『 三-三四』の詩がいうように、やはり彼には何の霊力も超能力も、
ノストラダムスを解読する力も、まるでなかったのである。
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