2011年12月9日金曜日

「神」の眼で見る近未来の大変動



 出典:黄金の世紀:74~80頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ 

 《「神」の眼で見る近未来の大変動
 《「神」の眼で見る近未来の大変動

 オウムを名乗った犯罪新興宗教は神仏を口にしながら

 悪魔の所業を続け、そして自滅した。

 誰がみても彼らが神や人類の役に立つなどとは思えなかった。

 だが、現実には『大予言』 がいう通りの事実で

 ノストラダムスとその守護神の偉大さを証明する役割を果した。

 それだけではない。

 彼らが「金儲け」の道具に利用したつもりの「神」。

 それは「神」を恐れず、

 神の実在を信じなかったから実行できたことだったのだが…… 。

 その「神」の実在を、こうして今、

 この本で「動かない事実だ」と立証することになったのである。

 この事実をみると「神の御わざは人の考えの及ぶところではない」

 といった古人の言葉が改めて身にしみる思いがする。
 
 オウムがサル知恵を絞って人々 をだまし続けているあいだ、

 神はなにもしなかったように見えていたが、

 実際には、オウム事件の起こる四年前に、

 『真説ノストラダムスの大子言』の「日本篇」の原稿を私に書かせ、

 今またあなたに、こうしてお教えすることが出来るように準備していたのである。

 その結果、オウムの犯罪者らは神による厳罰を受けた。

 「神」を敵にまわして勝てる人間は、ひとりもいないのである。

 このことは同じような行為をまだ続けている悪徳宗教業者どもも、

 絶対に例外ではない必ず神罰がくだって、

 オウムが見せたようなぶざまな壊滅を遂げることになっている。

 同じことは、

 これまで国民・人類を食いものにしてきた奴等にも起こる。

 国民の無気力や無知を助長して、

 私腹を肥やし続けた連中が、

 これから続々 と滅亡し始める。

 旧悪がすべて白日のもとに暴露される。

 ノストラダムスはそれも詳細に綿密に描写しているのである。

 「金がすべて」という時代は、少なくとも日本からは去りつつある。

 「○○ブランド」などといういかがわしい商品を身につけているのは、

 一段「低級な人間」の目印になる日が間もなくくる。

 そして愚かな人間の眼でなく「神の眼」で世界をみる時代が近づきつつある。

 それが「黄金の世紀」なのだとノストラダムスは書いている。

 その二十一世紀は、もう間もなく訪れる。

 だがそれまでにそんな猛烈な「価値観の逆転」が人類を襲うというのだ。

 それがどんな影響を私たちに及ぼすのか?……。

 今からはまだ想像もつかないが、

 私たちにはノストラダムスの『 予言集』がある。

 それがオウムを予言したように『 神の眼』で

 私たちに「近い未来の大変動」を見せてくれるはずである。

 「世界が変わる」といっても、それは意外なものではない。

 これまでも小さな前兆が幾つもあったが、

 人類はいつしかそれらに慣れて、

 それが巨大な惨劇を生み、

 人類を打ちのめし、

 それまでの社会構造も、経済機構も、生活常識も、倫理観までも

 一掃するなどとは考えてもみなかったのである。

 それらの前兆、そうした経過を、

 ノストラダムスはどう予言し、どう描写して見せてくれるか……。

 少なくとも数年後に起こる事件は全て彼の予一肩詩によって、

 はっきり見えるはずだ。

 私たちの死活を分けるその

 「黄金の世紀」関連叙事詩を、

 ご一緒に真剣に読んでみよう。


 「1-63」

 「彼ら花の時代はすぎて世界は、小さくなった。

  永い平和な無人の大地の時代には、

  陸と海と波と空だけを行くのだった。

  それから彼らを掻き立てる戦争が新たにできた」


 地球は永いあいだ無人の大地が広々 とひろがって、

 ごみごみした街などなく、

 みえるのは陸と海と波と空だけの平和な世界だった。

 だが今はちがう。

 人類はそこにどんどん都会をつくり、工場やゴルフ場をつくり、

 自然を破壊してゴミ溜めのようにし、

 豊かな植物と生物に取りかこまれた花の時代は消え去って、

 航空機や高速鉄道や自動車が世界の距離を縮め、

 通信設備やテレビ画像がさらに世間を狭くしてしまった。

 地球は小さく、世界は狭くなった。

 その都会生活は、隣りとの距離は申し訳だけの薄さ。

 駐車が邪魔になる道幅。

 通勤電車やバスの混みよう。

 空気は人いきれと排気ガスでムンムン。

 さらに酷いところでは、民族!民族! と、同じ国民同士で差別しあい、

 国土の奪い合いという悪魔に掻き立てられて内戦にのめりこみ、

 難民が国外に溢れ出ていっそう世界は小さく狭く住む家もない。

 そして、その内戦がやがて本格的な戦争の火種になる。

 「1-56」

 「貴方がたの眼鏡は早かれ遅かれ偉大な交替を見せてくれる、

  臨終の恐怖と強い復警心をもつ人々 、

  それがもし月ならその天使によって導かれる。

  神はすでに好意で接近している」


 二行目から先に説明しよう。

 臨終の恐怖と強い復警心というのは、

 たとえばパレスチナの人々の心境だ。

 彼らは半世紀前に国土を奪われて、

 もう二度と取り戻す見込みはない。

 まさに「臨終」の心境であり、

 さらに加わる圧迫を覚悟する恐怖の中に生きている。

 だから「強い復警心」が胸に燃えたぎっているのは当たり前である。

 それが前の詩でみたとおり

 「彼らを戦争に掻き立てる」ことも当然である。

 さらにそれはパレスチナの被害者だけではない。

 同じイスラムの教えを信奉するアラブ諸国には、

 同じ怒りに燃えて虎視たんたんと復讐を準備している連中が、

 兵器をたくわえて機会をまっている。

 同じことは他の内戦で戦ってきた国々の敗北者群にもいえる。

 彼らもまた勝者に必ず報復してやると

 武器をそろえてチャンスを狙っている。

 だが一行目の「偉大な交替」は、

 そうした被害者が、

 加害者に取って替わるという意味ではない。

 なぜなら「偉大な」という限定詞がついている。

 これは復讐や戦争という

 「卑小な」行為にはあたいしない言葉だからである。

 ノストラダムスが「偉大な」と呼ぶのは

 人道上の偉大さを備えていることを意味する。

 ではそんな偉大な交替が、

 なぜ起こるのか?……

 それは復讐心に燃える当事者が

 「月なら、その天使によって導かれる」からだというのだ。

 この謎ときをしてみよう。

 月は「月の旗」でイスラム教徒国の象徴。

 その復讐心を偉大な交替に導くのは「その天使」だという。

 この「その」は「月」を指しているから、

 イスラム、アラブの人々にとっては天使である存在、

 それはこれまでどこよりも巨額の石油を買ってきた日本である。

 月=石油とみると、

 「その天使」は、

 イスラエル寄りで湾岸戦争の主導者アメリカよりも、

 イスラムと対立することのない

 日本が唯一の該当する適任者なのである。

 さらに日本は後でご覧いただくように「月の女神」とも呼ばれる。

 女神と天使は悪魔と対立する同じ「善」のグルーブ。

 表現が異なるだけだとすれば、

 救世主を指して天使と呼んだものになる。

 その人物はまた別の詩では「天使の子孫」とも呼ばれている。

 この「天使」に導かれて、世界は「偉大な交替劇」を演出する。

 その善の演出家は神だといい、

 その神は「すでに好意で接近している」という。

 だとすれば、民族対立というような愚かな人類の自殺行為は、

 日本または日本人の活躍で解消して、

 その偉大な交替をなし遂げることになる。

 これが「黄金の世紀」の実現に大きな転機になるということらしい。

 ノストラダムスはどうして十六世紀半ばに、

 現代のこんな現実を知ったのかと信しられない気もするが、

 これまでの世界はすべて彼の予言どおりになっている。

 彼の案内でこれから見て行く近未来の大変動とは、

 いったい、どんな様相を呈するものなのだろうか。

 『黄金の世紀』
 『黄金の世紀』
 『黙示録』

 『予言集』
 「ノストラダムス」
 『新説・ノスドラダムスの大予言』シリーズ
 「加治木義博」
 ヨハネの黙示録とノストラダムスの大予言
 『ノストラダムスの大予言』
  「言語復原史学会」

 『My ブログ』
 古代史ブログ講座
 「歴史徒然」
 「ウワイト(倭人)ウバイド」
 「ネット歴史塾」
 「古代史の画像」
 「ヨハネの黙示録とノストラダムスの大予言」
 「オリエント歴史回廊(遷都)」
 「歴史学講座『創世』うらわ塾」
 「終日歴史徒然雑記」
 「古代史キーワード検索」      

0 件のコメント:

コメントを投稿