2011年11月1日火曜日
大淫婦・欧州「バビロン」の消滅
出典:黙示録の大予言:222~223頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《大淫婦・欧州「バビロン」の消滅》
第三次大戦が起こるのは決して望ましいことではないが、
宿命だとすればそれにどう対処すればいいかを、
考えておかなければならない。
『黙示録』と『大予言』が描くその凄惨な地獄図がどんなものか、
あらましを見ておいていただこう。
『黙示録』は、大淫婦が「12の星」の冠をかぶるという。
これは「EU」の国数に一致しているし、
ノストラダムスは、それが欧州を主戦場とする大戦だという詳細な未来史を残している。
それは過去には一度も起こっていないから必ず未来に起こる。
だとすれば、この世紀末に実現する恐れは充分にある。
しかしそれは、なぜ欧州なのか……。
『黙示録』に注意してみると、
それは繰り返し
「地上の3分の1、海の3分の1、人の1分の1、船の3分の1………」
といった《予言》をしている。
これをノストラダムスの「欧州」と比較して考えると、
彼の頭の中には西洋と東洋と新大陸の3つがあったことがわかる。
彼は『黙示録』のいう3分の1とは、
その「西洋=欧州」だったと知ったのである。
[第18章の7]をみると、大淫婦はおごり高ぶって暮らし、
「私は女王だ! 私は大勢の味方をもっている。
絶対に悲しい目にあうことはない!」と思いこんでいる。
だが大きな権威をもって天から下った光り輝く天使は、
「わが民よ……なんじらは、彼女の罪に荷担したり、
彼女が受ける禍に巻きこまれないように、そこから出よ」と叫ぶ。
なぜなら大淫婦すなわち
資本主義・欧州社会の罪は、積もり積もって天にとどき、
王たちは彼女と淫らなことをし、
商人どもは彼女のぜいたくによって富を築いたから、
神の怒りの酒を飲まされた上、
ありとあらゆる劫罰が降りかかるからである。
「諸々の災い」が襲い、
「死」「悲哀」「飢餓」が充満し、「火」がすべてを焼き尽くす。
他の諸王は恐れて、はるかに離れてこれを見、
商人どもは商品を買う者がいなくなったことを嘆き、
海では貿易の仕事を失ったすべての船人が、
彼らと共に涙を流して泣き悲しむ。
[第19章]では白い馬に乗り、
燃える焔のような目をした「真実」という騎士や、
血に染った衣を着、口から鋭い剣の出た「神の言葉」という騎士が、
白い馬に乗った天の軍勢を従えて現れ諸国の民を打ち倒す。
そして太陽の中に立っている天使が空を飛ぶ鳥たちに叫ぶ。
「お前らも神の大宴会に集って来い。
そして諸王の肉、勇士の肉、馬とそれに乗った者の肉、
そしてあらゆる階級のすべての人々の肉を腹いっぱい食え」。
するとヨハネは、地上の諸王とその軍勢が神の軍勢と戦うために集まり、
また獣の前でウソを告げて人々をだましたニセ予言者や、
彼らに惑わされて獣の印を受け、獣の像を拝んでいた者どもが集まり、
獣とニセ予言者は捕らえられて硫黄が燃える火の海に投げこまれ、
残りの者は、あの口から出ている鋭い剣で斬り刻まれて、
群がる鳥たちの餌になるのを見た。
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