2011年11月7日月曜日

世紀末には恐ろしいことが起こるのか


 出典:黄金の世紀:16頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《世紀末には恐ろしいことが起こるのか

 二十世紀から二十一世紀に移る一○○年に一度の大きなエポックに、

 たまたま生まれあわせたことは、それだけで充分めでたく、喜ばしい体験であって、

 なみの新年に比べれば一○○倍、喜んでもおかしくない。

 あなたにも心からお祝いを申し上げる。

 けれども世紀末の街の書店を見ると、

 なんと恐ろしい時に生まれあわせたものか…… と、

 ぞっとする思いもある。

 そこにみた世紀末は、地獄の様相を呈しているからだ。

 私は平成二年に初めて『 真説・ノストラダムスの大予言』 を出版した。

 それが大べストセラーになったことで、以後、シリーズが生まれ、

 多くの読者に真実のノストラダムスの大予言を知っていただいたが、

 その動機は研究者の私が作家の仲間入りをすることではなくて、

 五島勉氏その他の信じられないヒドい誤訳による

 「人類は一九九九年に絶滅する」

 という極端なおどしが、世界の青少年に大変なダメージを与えて、絶望に意欲を失い、

 自暴自棄になって犯罪に身をもち崩す気の毒な若者が激増していると聞かされて、

 正確な大予言を世におくる義務を痛感したからであった。

 さいわい私の正確な翻訳と、徹底した説明と立証が理解されて、

 大きなご支持をいただいた。

 そして、愚かな妄想による「人類絶滅」という恐怖は一掃されて、

 それを信じる人は世界中でもごく僅かになり、

 大きな安心の中に現在を迎えたのはうれしい限りである。

 しかし、目の前に二十一世紀が近づいてくると、

 今度は「一九九九年」を「世紀末……」に変えて、

 環境破壊や大不況、核やミサイルを売る死の商人といった脅しを

 売るたぐいの本が店頭を埋めて、

 「二十世紀末こそ人類破滅の時だ」と叫び、ひしめきあってきた。

 世紀末には恐ろしいことが起こるというのは本当なのか。


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