2011年11月18日金曜日
五世紀も前にわかっていた湾岸戦争の開戦日
出典:黄金の世紀:39~42頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
《五世紀も前にわかっていた湾岸戦争の開戦日》
《五世紀も前にわかっていた湾岸戦争の開戦日》
この一と七のつく日に発生する災厄は、自然災害だけに限らない。
あの湾岸戦争もまたそうだった。
こちらは九一年一月七日夜のテレビ朝日番組『プレステージ』 に出演したとき
私(加治木義博)一人が開戦説で、
他の出演者全員に「戦争にはならないJ と口を揃えて猛反対された。
そこで、とっさに暗算して挙げた開戦日と一日ずれただけであった。
これもビデオが多数、記録として残っているから、
いつでも真実であることを立証できるのである。
株が暴落すると分かっていれば、そんなものは買わなければいい。
どこかで戦争が始まると分かっていれば、そこへ行かなければいい。
災害が起こると分かれば対策を立てておけばいい。
不況がやってくると分かれば事業を縮小したほうがいいし、
争いが起こると分かっていれば、
争いの原因を前もって取除くことができる。
こうしたことが重要だからこそ「未来情報」が貴重なのである。
世界各国は、その「情報」集めに
ジェームズ・ポンドのような優秀な人材を選抜して使い、
莫大な予算を消費している。
あのポンドが素晴らしく、本当にヒーローなのは当然のことなのである。
ではそれほど重要で、発達している情報収集なら、
ノストラダムス以上に「未来」が分かっているか?「ノー」だ。
そのことは湾岸戦争の際、各国政府が総動員し、
各国のテレビ局が総動員した「未来情報専門家群」が最もよく立証した。
彼等は、皆、ありとあらゆる可能性は述べたが、
「決定的な答」は一人も述べなかった。
全て「仮定」の羅列ばかりで「相反する可能性」の「両論併記方式」だった。
まれに「どちらか?」とキメつけられても、
異口同音に「未来は見えない……」という答しか聞けなかったのである。
ノストラダムスはその時どうだったか?
一九九○ 年の八月二日に湾岸危機が発生し、
翌年一月十七日に開戦することと、
その戦闘の経過から三か月後の結末まで、
さらにそれ以後の事件までも、一つ残らず予言していたのである。
その予言のお陰で私は数多く招かれたテレビ番組で、
ただ一人「未来を見て」常に正しい月日入りで
「だれが」「なにが」「どこで」「どうなるか」説明してきた。
それはそのたびに各国政府機関やマスコミの鄭重な訪問を受けたことで、
どんなに世界的に重視されたか、判断できるのである。
ノストラダムスは、それを五世紀も前に知っていた。
お陰で私も五年前に『真説・ノストラダムスの大予言』三巻分を書き上げていた。
だからこそ九○年八月の湾岸危機発生と同時に、
間髪をいれず刊行して皆さんにお読みいただくことができたのである。
ノストラダムスの予言は、四行詩で書かれているが、
一つの四行詩は独立した予言ではない。
彼が書いたものは「まとまった歴史記録」であって、
その内容は『 真説・ノストラダムスの大予言』 で
例に挙げたキム・ヒョンヒ事件のような小さい部分でも、
一○近くの四行詩で記録され、
『第三次欧州大戦』でご覧にいただくように、
その詩は「湾岸戦争」を含めると、
百七十もの四行詩で綴られているのである。
おわかりになると思うが、
それは詩の形で書かれた物語=すなわち『 叙事詩』 なのである。
だから一つの四行詩は、話の「ひとこま」に過ぎず、それだけでは、
主人公も、登場人物も、事件の内容も、場所も、何時の事件かということなども、
とうていわかるはずがない。
それは『 叙事詩』 全体を見て初めてわかる。
一つの四行詩だけでは、どんなに苦労して解こうとしても、
解けるはずがないのである。
世界の人々 の大半はまだ、そのことに気づいていないが、
人類はもう、昨日までの人類ではなくなった。
未来という名の「闇」の中を「手探り」でよちよち歩いていた「幼い時代」から、
はっきり見える「輝かしい未来」を、
何の不安もなく堂々 と進む「人類新時代」へ飛躍したのである。
だからこの本でご覧になる悲惨な未来図は、すべてプラスなのである。
その状況に合わせて私たちは充分な対策と準備ができる。
不況も戦争も少しも恐ろしくない。
それは無限の需要を呼ぶから、それを生産して供給すればいいのだ。
それは間もなく全世界の人々 が認識し、世界政治の指針になり、
人類は生まれて初めて、
安らかな日々 を楽しく満喫できるようになるのである。
ノストラダムスはそれを『黄金の世紀』と呼んで、
それがどんなふうに、だれによって指導されて、いつ、実現するか、
詳しく予言しているのである。
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