2011年11月4日金曜日

日本を襲う「厳冬のサバイバル時代」


 出典:黙示録の大予言:228~229頁

    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《日本を襲う「厳冬のサバイバル時代」

 以上は私の『真説ノストラダムスの大予言、

 人類最終戦争・第三次欧州大戦』からピック・アップしただけのものである。

 しかしそれだけでも、ノストラダムスがどんなに詳細に、

 それを「記録」しているか、おわかりいただけると思う。

 彼の詩は、その本に収録したもの以外に、まだ4倍の量でこの大戦を描いている。

 欧州全域からアメリカへの影響、そしてもちろんわが国の状況も詳しく入っている。

 その通りのことが起こるとしたら、欧州はもちろん、

 人類が、かつて経験したことのない凄惨な大悲劇になる。

 これを疑う者は、わずか数年前、最高に平和で未来への希望にあふれて、

 晴れやかなオリンピック会場に選ばれ、

 華やかな世界融和の競技に沸いたあのサラエボが、

 いまではこの『第三次欧州大戦』の前哨戦としての、

 本物の「戦場」になってしまっているという現実をどう説明するか……。

 そこではまさに「イスラム陣営」と、

 「反イスラム陣営」とが、血で血を洗う本物の戦争を続け、

 国連はそれを阻止できないでいる。

 『黙示録』と『予言集』が教えるのは、

 テレビで生々しく見るその旧ユーゴ内戦の被害者たちが泣き叫ぶ姿の、

 その現実の悲劇が、やがて全欧に溢れるということなのである。

 もちろん、こうしたことが日本に影響がないはずがない。

 一時は忌まわしい戦争景気といったものが起こるだろうが、

 結局、世界の3分の1が削減したツケがまわってくる。

 企業の顧客は3分の1以下に減り、客の質も需要も激変する。

 当然、日本の経済も激動して、至るところで崩壊が起こる。

 これまで冷暖房完備の生活に慣れて育ったヤワな青年などは、

 とうてい生き残ることのできない

 「厳冬のサバイバル時代」覚悟しておかねばならない。

 金さえあれば万事シアワセ! といった人物ほど地獄に落ちる速度は速い。

 生きのびるのはどんなことにもビクともしない冒険精神の旺盛な、

 真の勇気ある質実剛健な人々だけなのだ。

 『黙示録』の書く14万4千人はユダヤ系の人の生存者数だが、

 それは現存するイスラエル人の1パーセントにも満たない。

 同じ率が日本人にも当てはまるなら、一億以上の国民が姿を消すことになる。

 そこまで考えないと、この『黙示録』をお読みになった値打ちがない。

 「まさか……」とタカをくくる人は、

 ノストラダムスの予言には、

 「21世紀には超大国アメリカが姿を見せなくなるという「事実」を、

 もう一度、考えなおしていただきたい。
 
 第三次欧州大戦の外にいるアメリカがそんな状態になるのなら、

 日本だけ無傷ということは絶対にないのである。

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