2011年11月15日火曜日

至福千年の「黄金の世紀」が必ず来る


 出典:黄金の世紀:32~34頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《至福千年の「黄金の世紀」が必ず来る
 《至福千年の「黄金の世紀」が必ず来る

 かつてノストラダムスは、かのデ夕ラメな一九九九年人類絶滅説のために、

 ありもせぬ濡れ衣をきせられて、

 終末論の悪魔のように誤解され、忌み嫌われていた。が、

 彼がそんな予言をしていないことは、

 彼自身が、

 彼の予言詩は「三七九七年まで役立つ」といっているのだから、

 それまで人類が絶滅しないと信じていたことはまちがいない。

 これだけでも、彼の濡れ衣はもう完全に晴れているのである。

 そして二十世紀末に滅亡するどころか、

 二十一世紀を至福千年の

 「黄金の世紀」だと書いている。

 もちろんいうまでもなく、

 いま問題山積の世界が現状のままのあいだには、それは訪れない。

 当然なにかの大変革があることが予想できるが、

 その大変革の原因から筋道まで、彼は実に詳細に教えてくれている。

 幸福になるには不幸を避けなければいけない。

 不幸は宿命ではない。

 予知できれば避けられる。

 それさえもできない無能力なDNAの持ち主以外は、未来を選択できるからである。

 人類がそのことに気づいて、この地球を本当の楽園にする時代が近づいたのだ。

 ノストラダムスが『 予言集』 を書いた最大の目的は、

 当時、根深い階級制度にしばられて、

 王侯貴族でないものは生命さえも保証されないという、

 暗黒時代にあえぐ気の毒な人々 を、勇気づけ、

 未来に希望をもたせることだった。

 その根拠になったのは、彼が新プラトニズムの洗礼をうけたからである。

 彼より一世紀前、

 一四七八年にイ夕リアのフィレンツェで起きた大暴動を、

 富豪のコジマ・メジチが私兵を指揮して武力鎮圧して勢力を挽回したとき、

 彼は

 「人間は運命を変えることができる。
  
  神の支配から逃れて、自分の理性で運命を切りひらけるのだ」といった。

 この考えは、古代ギリシャのプラトンが唱えたものと同じなので、

 新プラトン主義=新プラト二ズムと呼ばれてフィレンツェから全欧州に広がり、

 ローマ法王庁の支配から離れる人が次第にふえて、有名な宗教改革に発展したのである。

 ノストラダムス晩年のフランスの女王・力トリーヌ・ド・メジチはこのメジチ家出身で、

 新プラトニズム信奉者だったから、後にサン・バルテルミーの、

 あの大虐殺を実行したが、だからこそノストラダムスの未来予知を尊重し、

 王にすすめてノストラダムスを招き、王の死後も重職を与えて優遇したのである。

 シェークスピアも『 へンリー五世』 の中で、

 サリカ法、バジリカ、太陽神、マーキュリー、マスチフ犬などをそのまま引用して、

 ノストラダムスへの尊敬を表わした一人だ。

 これでシェークスピアの教養のもとになった書物の中に、

 ノストラダムスの『予言集』 があったことと、

 それがこんなに重要な役割を果たしていることがはっきりわかる。

 ゲーテの『ファウスト』 が

 ノストラダムスをモデルにしていることも欧米では有名である。

 こうしたことで昔の西欧の教養人たちに、

 彼がどれくらい尊敬されていたか、わかると思う。

 まるで何も知らない内外のノストラダムス作家とは大変な遠いがあったのである。

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