出典:黙示録の大予言:56頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ
「我に語れる声を見んとし既に身をひるがえせば、
金の7つの燭台、またその7つの燭台の間に人の子の如き者あるを見たり、
その身には足まで垂る衣を着、胸には金の帯を束ね、
首と髪は白きこと羊の毛の如く、雪の如く、目は火焔の如し。
足は炉に焼る真漁の如く、声は大水の響きの如し。
右の手には7つの星をもち、両刃の利剣その口より出で、
面は甚だしく輝く日の如し。
我これを見しとき死ねる者の如くその足もとに倒れたり」
といった調子だ。
この後、彼は7つの教会に、
それぞれ褒め言葉と警告を与えてから、
いよいよ『黙示録』の本題(第4章~第8章)に入る。
そこに冒頭でお話ししたあの「神の玉座」が設定されていて、
神秘きわまりない情景の中で、7つの封印で閉ざされた神秘な巻物が現れ、
その封印が切られると、世にも恐ろしい光景が展開し始める。
神の周りの生きものと長老たちの間に、7つの角と7つの目をもった仔羊がいる。
この目は全世界に派遣する神の7つの霊だという。
その仔羊が進みでて神の右手から7つの巻物を受けとり、
その一つの封印を開くと、
例の4頭の生きもののうちの第一のものが雷のような声で「来たれ」という。
すると手に弓をもち白馬に乗った騎士が現れ、
冠を与えられて「これまで常に勝ってきた。
次もまた勝とう」と出発していく。
第2の封印を開くと、次は赤馬に乗った騎士が現れる。
彼は地上の平和を奪い、
人々に殺しあいをさせる権利と巨大な刀を授けられる。
第3の封印を開くと、手に秤を持ち黒馬に乗った騎士が現れ、
生きものか
「銀15銭に小麦5合。銀15銭に大麦1升5合なり。
油と葡萄酒を傷(そこ)なうべからず」という。
ついに開かれた「神の秘巻」
7つの封印
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