2012年2月6日月曜日

今、まさに神の復活期



 出典:黄金の世紀:217~219頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《今、まさに神の復活期
 《今、まさに神の復活期


 イエス・キリストは、この予言どおりに人の世に来て、

 その予言どおりにことを果した。

 彼は「真理]で道を示した。

 「神」の期待どおりに……。

 「聖母の大天使ミカエル」という意味の名をもつ

 我がミシェル・ド・ノストラダムスは、

 第三のイザヤと呼んでいい。

 彼は今から四三五年前、

 その『予言集』で新しいキリストの再臨を予言し、

 その条件を細かに示した。

 時は今、ところは日本、世は未曾有の混乱期。

 そして諸々の悪魔の終末期。

 まさに神の復活期でもある。

 その日は、すでに訪れた。

 イエスは「愛」を私たちに教え、

 命を捨てて人の世の為に捧げた。

 真の慰めである。

 やがて訪れる救世主もまた、

 さらに偉大な新しい贈りものを、

 全人類に与えるという。


 十八世紀英国の代表的知性デビッド・ヒュームは

 「神や哲学の教科書で、量と数、事実と存在を追及せぬものは

  雄弁と錯覚の産物だ。焼き捨てよ」といい、

 十九世紀は「宗教は阿片だ」というマルクスの唯物論が葬り、

 二十世紀はニーチェの「神は死んだ」で明けた。

 しかし期待された唯物思想「民主=共産主義」は、

 出発点からサチュルヌ=スターリンの「皇帝」即位で最悪の出帆をし、

 粗暴米国と対立した冷戦構造で、

 全人類を巻き添えに「大滅亡寸前」にゴルバチョフが出現、

 世界もまた「建て直し」の新軌道に乗ることができた。

 ゴルバチョフ氏こそ、まさにノストラダムスのいう

 「アンテ・クリスト」であった。

 そしてニーチェの宣告から一世紀。

 「死んで」いた「神」はいま、本当によみがえった。

 イエスがいったとおり、

 「神」は私たちの肉体の中=「頭の中」に実在していたのである。

 イエス・キリストは死んではいなかった。

 そして予言どおり復活し、再臨したのである。

 否、イエスだけでなく、釋迦も、ムハンマドも、ソクラテスも、老子も孔子も、卑弥呼も、

 いや、アトゥムも、マルドウクも、ゼウスも、ブラフマンも、ヴィシュヌーも、ヤーべも、

 アフラ・マツダも、オーディンも、アラーも、天帝も、天照大神も、全人類の全ての神々 、

 そしてノストラダムスまでが、「再臨」したのである。

 これでこの私の仕事も終わった。


 ある人が私に尋ねた。

 「どうして……!? こんな本が! 書けたのですか!?…… 」と。

 私は

 「心が静かに澄みきっている時、

  すべてが透明に、真実が見えるのです」と、答えた。

 お陰で私は、

 「黄金の世紀」と

 「至福千年紀」の

 開幕を告げる本書を、

 皆様にお贈りすることができた。

 あとはご一緒にその実現の日の訪れを、

 心静かに待つだけである。


 『黄金の世紀』
 『黄金の世紀』
 『黙示録』

 『予言集』
 「ノストラダムス」
 『新説・ノスドラダムスの大予言』シリーズ
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2012年2月5日日曜日

二十一世紀には必ず真の幸福が訪れる



 出典:黄金の世紀:215~216頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《二十一世紀には必ず真の幸福が訪れる
 《二十一世紀には必ず真の幸福が訪れる


 この現実的な例に加えて、

 基本的な例を挙げてみよう。

 それは過去の「常識」「道徳」の徹底的な「洗い直し」ができる人物である。

 一人一人の個人が世界を構成しているのだから、

 個人の生き方が世界の未来を左右する。

 新しいキリストは人類に

 「新しい生き方」「新しい健康法」「新しい知識」などを教えられる

 「超能力者」でなければならない。

 彼の超能力は魔術的なものではない。

 それは「未来」に対する優れた洞察力であり、

 知識なのである。

 彼でなければ描けない「未来図」こそ

 『 至福千年紀』 の設計図であり、

 それを人類が手に人れない限り、

 人類には「安らかな未来」はない。

 そして過去のそれのように、

 人類は、「手探り」の、

 不安な試行錯誤の世紀を、

 送り迎えねばならないのである。


 しかしそんな心配は少しも必要ない。

 ノストラダムスが「二十一世紀には必ず真の幸福が訪れる」と保証している。

 それは神も動かせない「決定ずみ」のことなのだ。

 いまはその救世主の出現を待つだけだが、

 彼はどんなふうに私たちを訪れるのだろう?

 今からちょうど二千年前、

 イエス・キリストが現われたが、

 その出現の何世紀も前に、

 「第二のイザヤ」は、こう予言した。

 「我が援ける我が僕。我が心歓喜ぶ、我が選びし人を見よ。

  我、我が霊(たましい)を彼に与えたり。

  彼、異邦人に道を示すべし。

  彼は叫ぶことなく、声をあぐることなく、その声を巷に

  聞こえしめず、また傷める葦を折ることなく

  ほのぐらき灯し火を消すことなく、

  真理をもて道を示さん。

  彼は衰えず、気落ちせずして道を地に建設(た)て終らん。

  諸々 の島は、その教えを待ち望むべし。

   天を作りてこれを述べ、地とその上の産(なりいで)物とをひらき、

  その上の民に息を与え、その中を歩むものに、霊を与え給う神エホバ

  かく言い給う」

 『イザヤ書』第四十二章一~五

 『黄金の世紀』
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2012年2月4日土曜日

『ノストラダムスの予言集』 は明るい未来を約束する『 第三の聖書』



 出典:黄金の世紀:212~214頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《『ノストラダムスの予言集』 は明るい未来を約束する『 第三の聖書』
 《『ノストラダムスの予言集』 は明るい未来を約束する『 第三の聖書』


 ノストラダムスの目的は、間違いなく、こうしたことを教えることにあった。

 その意味で『予言集』は決して予言書ではない。

 予言が書いてあっても預言書と呼ばれないものは『聖書』もそうである。

 「いや、しかし『聖書』には、予言以外に[救世主キリスト]について書いてある」

 というなら、

 『予言集』にも[新しいキリストの出現]が書いてある。

 それだけではない。

 澄んだ心で、その詩を一つ一つ深く味わえば、

 それは私たち人間が、どう生きるべきか、何をしてはいけないか、

 未来はどうあるべきか、どうなるか、限りもない教えに満ちている。

 『旧約聖書』が第一の聖書、

 『新約聖書』が第二の聖書とすれば、

 このノストラダムスの『予言集』は

 『第三の聖書』 というべきものだったのである。

 だが嬉しいことに、この新しい『聖書』は、

 二つの先輩が苦悩と恐怖に満ちているのに比べて実に明るい未来を約束し、

 まもなく訪れる二十一世紀には必ず真の幸福が訪れるという。


 しかも彼の予言は間違いなく「決定済み」なのだ。

 あとはその救世主の出現を待っだけだ。

 彼は一体どんな贈り物を持って、私たちを訪れるのであろう?。

 人類を教え導いて真の「黄金の世紀」を迎えることが、

 新救世主の任務であることは間違いない。

 彼の思想は崩壊した共産主義や、

 不治の病根をもっている資本主義に代わる、

 完全なイデオロギーだというが、それはどんなものなのだろう?

 過去を振り返ってみると、

 失敗した共産主義の生みの親マルクスも、

 決して悪意で構想したのではない。

 同じことはヒトラーにも言える。

 彼等は人並み以上の「善意」で行動したのだが、

 現実は彼らの夢想とは遠く離れていて、

 手におえるものではなく、愚かな頭は独裁に引きずりこまれて、

 無残な殺数に手を血で汚し、

 描いた夢とは正反対の悪魔になりさがって、

 結果は最悪だった。


 そのほか有象無象(うぞうむぞう)と現われた

 過去の反キリストどももまた善意の人だったはずだ。

 しかも悪い結果に終わったのは、全て「無知」のせいなのである。

 人類は二十一世紀の新しく正しいモラルを必要としている。

 戦争屋どもが教えた旧式の封建制度の遺物では未来は破滅以外ない。

 遅れに遅れた古代のモラルのままでは、

 もう人類は、まともに生存できない時代に来てしまった。

 だからといって今の世界の国々は、彪大な政治機構を構築している。

 モラルに外れる、無駄が多すぎるといっても、おいそれとは解体できない。

 「悪いことは悪い」「目には目」という処分だけでは、

 手のつけられない後遺症がのこる。

 それでは余りにも無責任に過ぎる。

  だからそれらの損害と、国民の未来と、どちらが重いか区別がつかない説である。

 そんな白痴的な政治家でなく、

 そんな説もまた「一掃」して、

 真の「世界の建て直し」を遂行できることが第一条件だ。

 そんな人物こそ、全人類が待望する「救世主」なのである。

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2012年2月3日金曜日

運命は本人の選択で変えられる



 出典:黄金の世紀:210~211頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《運命は本人の選択で変えられる
 《運命は本人の選択で変えられる


 だからそれは、絶対に逃れられない[運命]でも、

 決して動かせない[宿命]でもない。

 ノストラダムスが『 アンリ二世への献辞』中で

 「私の予知能力は……我が神と自然による」。

 と書いている真意は、その天体軌道のように一定の、

 避けることのできない大きなコースのことであり、

 「Fato=運命、Deo=神、natura=自然」とラテン語で特筆大書し、

 「天に救われる運命の予言はできない」と念を押しているのは、

 「運命は本人の選択で変えられるから、予言できない」という意味である。

 だから人類が辿る大きな流れは動かせないが、

 その範囲内でなら自分の運命は動かせる。

 ただし、いつ、どこで、何が起こるか。

 何が善で、何が悪か、どう対処するのがいいか、

 といったことを前もって知っておかないと、それはできない。

 従来の解読者たちの「一九九九年人類絶滅説」は、

 その原因に戦争、核、公害、堕落などを挙げている。

 しかしそれらは「我々 が選択し、取り除くことのできる禍い」でしかない。

 だから、本書の出現が、我々人類の未来を、さらに明るくしたことを確認しておこう。

 従来の解読者らは警告者を装いながら絶望を吹きこんだ。

 昔からインチキ予言者どもが繰りかえしてきた「世紀末予言喜劇」の現代版である。


 だが今は、もう恐れる必要はない。

 私が恐れるのは、この事実を知らない人々 に、

 この事実を知らせるのが遅れることだ。

 全ての書物の著者は、私も含めて例外なく

 「人類全体に責任のある公人」の義務を負う。

 悪に対して煮えきらない暖昧な態度をとることは絶対に許されない。

 だからこそ私は心で見たとおり、正は正、悪は悪と厳しく

 「人類全体の眼」で、はっきり書いた。

 だがそれにも増して人類の悲劇を少なくしたのは、

 この新しい哲学によって生命の現実が明瞭に見え、

 人々が[大いなる諦観」をもつようになることである。

 人間はゴミのような小さな存在なのに「自分は一生神様に守られている」などと妄想し、

 野獣のような自信をもち、勝手気ままに振舞うかと思うと、

 ちょっと挫折しただけで自暴自棄になり、犯罪者や廃人になる。

 しかしそれは未来が[決定済み]だと知らないためである。

 この真理が分かってみると、それらの「不運]は前もって決っていたことで、

 今さら嘆くことも悩むこともなく、後悔することもない。

 だからといって毎日の生活が、磯知なくなるわけではない。

 自分自身の働き相応に、幾らでも楽しい日々を送れる。

 実に大きな救いである。

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2012年2月2日木曜日

未来設計図に、より良い明日を書きこもう



 出典:黄金の世紀:208~209頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《未来設計図に、より良い明日を書きこもう
 《未来設計図に、より良い明日を書きこもう


 それは古来「霊」と呼ばれてきたものと似たものである。

 それは幼稚な科学者たちが、その原始的な測定器具で測定できず、

 その唯物論の盲信で凝り固まった愚かな頭で、推測すらできないために、

 苦しまぎれに「存在しない」と否定してきた[実在]である。

 その結果二十世紀は、

 「神や霊を否定する流行」に遅れないのが知性人だと思うバカで充満した。

 職業宗教屋でさえも、その霊を恐れぬ所業をみれば、腹では霊の存在を否定しながら、

 利益追及のために霊を売っていた連中で満ちている。

 しかし今私たちが『予言集』 による実験でえた結論は、

 従来「霊」と呼ばれてきたものに相当する[何か]が実在することを確認させた。

 それは過去に様々 な詐欺師によって、霊という名で利用されたものと区別しないと、

 その詐欺師の同類と誤解されるから、別の名をつける必要があるが、

 実質はその[霊」と呼ばれたものと大差ないものである。

 ノストラダムスはそのタイムマシーンで、

 彼が「神」と呼ぶものに未来について教えられ、

 当時栄えた王侯やその子孫の哀れな末路を見、未来の支配者の栄枯盛衰を見、

 人類の未来が永く不減であることを見た。

 そのお陰で私たちにも現在の権力者、有名人、富豪らの

 「決定済みの未来」も私たち自身の未来も見え始めた。


 だから私たちは[枠が決定済みの未来]設計図へ、

 「より良い明日」を努力して書きこむ必要がある。

 その時が私たちの[転機]だ。

 その瞬間、私たちはこれから先、どう生きるべきか、はっきり見える。

 人の進化のコースは、

 軌道を走る列車が一定の順序に並んだ駅を次々 に通過して行くように、

 決まった道程をたどる。

 その過程で必然的に起こる事件が、

 次にくる駅や理科の実験の結果のように、

 前もって判然としていることは少しも不思議ではない。

 それらの事件は、日蝕や月蝕、彗星の接近周期が細かく計算できる。

 劇がシナリオどおりに進行するように、

 内容も役柄も、いつ起こるかも、前もって全てわかるのである。

 しかし誰が、その役に選ばれるかは決まっていない。

 それはノストラダムスにもヒトラーやナポレオンの名前が

 正確にわからなかったことで判断できる。

 またかりにヒトラーと決まっていたとしても同じ姓の人は沢山いる。

 「ヒトラ」と発音する姓の「日虎・人良」さんたちは、

 現在の日本にも実在している。

 姓はただ一人だけのものではないから、同じ姓が彼の予言に出てきたとしても、

 悪役を演じたくなければ演じなくて済むのである。

 『黄金の世紀』
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2012年2月1日水曜日

ありもしない悪夢から覚めてほしい



 出典:黄金の世紀:204~205頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《ありもしない悪夢から覚めてほしい
 《ありもしない悪夢から覚めてほしい


 戦前から主に日本人と日本語のルーツを調査し、

 趣味として自然科学を楽しんできたので、

 私には人類とは何であるか、が早くからよく見えていた。

 だからノストラダムス解説書が多くなるにつれて、

 そのどれもが余りにもお粗末で、

 彼の意図に逆行するのをみて、

 今世紀末に希望を託した彼の真意をご紹介して、

 彼が幻影に見た「黄金の世紀」が、「決定済みのもの」であることを知っていただき、

 ありもしない悪夢から覚めていただきたいと願った。

 けれど本業の片手間に浮かんできた考えをメモしているうちに

 彼の予言はどんどん現実化して経過していく。

 予言解説書に未来の部分がなくなっては興味も薄れるから、

 多少の不備があってもお許し願うことにして、

 本書をお贈りすることにした。

 少し漢字が多く、説明が簡略すぎたりして、

 わかりにくいところがあると思うがお許しいただきたい。


 この本は予言的中実験用だが、歴史をふり返ると、

 人類もまた実験を繰り返してきた。

 いろいろな理想や主義を考案し、独裁し、革命し、戦争し、儲けたり損したりしながら。

 瞑想してみると、金で幸福が買えるのでもなく、どんな権力も一夜の夢に過ぎず、

 苦労して権力を握ってみても、幻のようにはかなく、

 やがては、英雄どころか、ヒトラーやス夕ーリンのように極悪の悪魔として、

 永遠に憎悪され軽蔑され潮笑され続ける。

 では力をもっているうちは尊敬されるのかというと、

 人が頭を下げるのは力にであって、持主にではない。

 微笑んで見せるのは顔だけで、腹の中では潮笑う。

 人が心から頭を下げるのは、心から尊敬できる人、

 本当に優れた、人類の恩人に対してだけである。

 だとすれば、富める者のせめてもの慰めは子孫に残す富だけだが、

 それも結局は子孫を骨抜きにし確実に滅ぼす「悪霊」のような役目しか果たさない。

 これには例外はない。

 富豪の子孫は必ず不幸で英雄の子孫は栄えない。

 こうした[方程式]がノストラダムスの詩にも、

 不動の真理として現われている。

 『黄金の世紀』
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2012年1月30日月曜日

天に課された仕事だけを懸命にやればいい



 出典:黄金の世紀:202~203頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《天に課された仕事だけを懸命にやればいい
 《天に課された仕事だけを懸命にやればいい

 『大予言』は日本を二十一世紀に、世界を指導する立派な国として描いている。

 これまでみてきた人的・物的な公害が最悪の状態になる前に、

 フロンやダイオキシン問題が改善されつつあるように、

 日本人も最悪の事態になる前に改心して、立派な国民になるのであろうか?

 そうだとすると公害先進国こそ、公徳先進国にもなれるということになる。

 ノストラダムスの最大の目的は、
 
 この『予言集』で人類の愚かさ、生命の浪費を、実例で教え、

 どう生きるべきかを一人でも多くの人々 に悟らせることにあった。

 だからこそ彼は、政治と宗教の幼稚な権力による虐殺の危険に晒されながら、

 その能力の限りをふり絞り、心血を注いで、この巨大な奇跡の書を書いたのである。

 単なる個々の王や英雄どもの、愚行を予言して救おうとしたものでないことは、

 それが難解で、被害者どもの役には立たなかったことを見ても明らかだ。

 彼は権力者や富者には軽蔑と憐欄の目で接している。

 決して尊敬も遠慮もしていない。

 彼等の運命は彼から見れば決定済みの宿命で、

 無力な人間にはどうすることもできないものだった。


 それは植物が無数の種をばらまき、その一つが成長するのとおなじで、

 結局だれかが受け持つしかない役割にすぎないからだ。

 だから彼はむしろ哀れみの気持ちで彼等を観察しているだけで、

 警告することさえしていない。

 それがかえって私たちに深い印象を与える。

 「[決定済みの未来]の中に生きる私たちは、無駄なあがきをやめ、

  自分に与えられた能力相応に、天に課された仕事だけを懸命にやればいい。

  その結果がどうだろうと、喜ぶことも悲しむこともない」

 と彼は彼自身の仕事ぶりで私たちを教え導いているのだ。

 それが決して悲観的なものでないことも、はっきり具体的に、力をこめて、

 実に多くの実例を挙げて書き残してくれている。

 彼の目的が遂げられたといっても、それは具体的に、どんな形で実現するのか?

 それを知らなければ、一人よがりに終わってしまう。

 だが彼には抜かりはない。

 だからこそ彼はそれを、この「黄金の世紀」を予言した約六○の予言詩の中でも、

 独立した内容としては最多の一○を超える詩で描いて予言しているのである。

 それを彼の忠告どおり「絡み」に注意して読めば、

 彼の予言の目的がなぜ遂げられたか、

 その完成とはどんなものか、

 これから先、世界がどうなっていくのか、はっきりわかるようになっている。

 それを見落としては、せっかくの『予言集』も無価値に等しい。

 『黄金の世紀』
 『黄金の世紀』
 『黙示録』

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2012年1月29日日曜日

二十一世紀は本当の万物の霊長の時代



 出典:黄金の世紀:198~201頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《21紀に生きるあなたに
 《21紀に生きるあなたに

 《二十一世紀は本当の万物の霊長の時代
 《二十一世紀は本当の万物の霊長の時代


 二十一世紀は知性の時代である。

 半ば夢の中にいるような、はっきりしない頭で、その日暮らしの、

 いい加減な人生をおくる人に満ちていた時代から、はっきりした頭で、

 澄んだ目で未来を見通せる人々 の時代へ「進化」する。

 二十世紀というサナギのような時代から、サナギの皮を脱いで、

 本当の万物の霊長といえる、よく現実が見え、

 安全に飛びまわれる新人類に羽化し、精神的にも物質的にも、

 高い生命に昇るのが、この世紀なのである。

 そこでは「夢」「ロマン」という小児語は恥かしくて使えない。

 それは「真実」を覆い隠して悪を押し通そうとした連中が、

 そんな言葉で人々 の知性をくらませ、

 好きなように料理して餌食にしていたことが暴露されて、

 普通人なら誰でも知っている常識になるからである。

 だからこれまで「謎」だ、「未知のロマン」だといわれていた、

 愚かな頭の象徴は、謎が残らないという教養によって一掃されてしまう。

 原始時代から二十世紀まで続いてきた「暴力支配・階級支配・民族主義」の世界を

 片っ端から一掃して、初めて本物の「黄金の世紀」が完成する。


 それはノストラダムスがいうように、

 フランス革命や、ロシア革命のようにアッという間に進行し、

 反革命の流血も予言どおりだが、私たちは現代人最高の知性で、

 それをできるだけ悲惨なものにしないようにする

 指導者・救世主チランが、日本に出現するのを見、聞き、

 その教えに従い、権力者も納得して罪をみとめて清算し、

 攻撃者も納得して暴力を避け、

 つての全学連などの「早過ぎた革命」が

 不成功に終わったような破滅的悲劇は防げる。

 だがゼロではない。

 世界の地域によっては、第三次大戦のような巨大悲劇が待っている。

 その原因は、ナショナリズム宗教徒の未開にある。

 彼等は原始時代そのままの野蛮な信仰に凝りかたまっていて、

 チランの存在すら知らないからである。

 こうお話ししても、大半の日本人は、

 そんな革命は日本以外でしか起こらないと思いこんでいる人が多い。

 その考えから改めなければ「流血の惨事」が続発する。

 その原因が日本にも充満している事実を少し具体的に挙げておくことにしよう。

 それは多くの皆さんには余りに極端にみえるかもしれないが、事実を事実と認めないと、

 古来、世界で相次いだ惨劇が、

 私たちの上にも降りかかってくることは絶対に避けられないのである。

 『黄金の世紀』
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 『黙示録』

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2012年1月28日土曜日

地獄から栄光に昇りつめる日本・要約



 出典:黄金の世紀:194~197頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《地獄から栄光に昇りつめる日本・要約
 《地獄から栄光に昇りつめる日本・要約


 1 長期戦から「黄金の世紀」へ。

   日本が不況で真っ暗なころは、世界を天国にするなど考えてもいなかった。

   だが不況が弱肉強食の経済至上主義を反省させて、人類の未来に眼をむけ、

   思想と社会の病根をなおし、新しい理想の実現にむけて世界をリードし始めた。

   中国は経済先進国日本の協力と影響に覆われる。

   世界の資本戦線に火がつき、資本家らの古い頭は過熱する。

   そのころ奇襲に賭ける戦争近しの情報が飛び交う。

 2 好況の日本、戦火に巻きこまれる。

   世界は騒然、国連も対立する国々が勝手な自己主張をして崩壊状態。

   和やかだった国際関係は消え、利害が鋭く対立。

   日本は利益誘導を続けるが、その作り笑いは、甘いミルクと蜂蜜で塗ったようにみえる。

 3 戦争は二十七年間続くか。

   反キリストが「三つの財産を消滅させる間違い」を犯し戦争の引き金になる。

   「二〇と七年」は二十七年か? 二〇〇七年か?

   「異端者」は反救世主たち。

   豪雨や、津浪、洪水、恐ろしい雹などがある。

   大都市は非常に荒廃し、一人も助からず死に、衰弱しきっている。

   みえるのは壁とセックスと教会の崩れたのだけ。

   戦争は生物だけでなく、「法律」も殺す。

   無法行為が市民たちを苦しめ叩きのめす。

   些細なことに不平を並べてきたが、目の前に迫るものを知ってほしい。


 4 「世界のバラ」。

   その指導者は古代ギリシャ文明からの哲学と法学の第一人者で

   「世界のバラ」と呼ばれた。

   世界のバラは ザ ネイション ローズ。

   国際法は ザ ネイション ロー だ。

   だが今では戦争で、その偉大だった国際法あっての存在「国連」も崩壊した。

 5 手遅れが世界の命取り。

   国連事務総長の後継者「新入り」の彼を待つのは「 武勲と流血=戦争」

   戦争が新しい法と社会をつくり、「新入り」をそこへ押し上げる。

   しかしそのとき「真実をいう人」ノストラダムスと、その正しい解説者は、

   人類の進歩と幸福に反対する反逆者=名誉毀損者どもの暴力を予想して、

   本当のことを語らない。

   そのため人々の対応が遅れて時期を失ってしまい、

   未然に防げた大崩壊が防げず、

   最悪の事態まで転落してしまう。

   それは国境がなくなり全世界が一つになり、

   人々は自由に好きな所で暮らせる、戦争もなくなる、

   と喜んだのもつかの間、急激な変化で無秩序な大移動と大混乱がおこり、

   至るところで争いが発生。

   破壊で平和と活気が失われて、食料が不足、

   農林水産の管理もできなくなり争奪から内乱へ。

   せっかくの理想世界はすぐ崩壊してしまう。


 6 「死の黄金の世紀」と「七・千年」。

   世界は逆戻りして宗教ブロックに分裂、宗教戦争に入る。

   第一=西欧軍。

   第二=イスラム軍。

   第三=チランの第三軍。

   人類を平気で殺す第一、第二の利己主義者ども=暴君ネ口のような奴らは、

   美辞麗句をならべるが内心は武力で世界制覇を夢見る。

   しかし哀れな末路。

   空っぽ頭の勇士どもが人間の血をまきちらす惨劇を世界の人々 が見る。

   この「死の黄金の世紀に、偉大な資質のある新しい王=救世主」が現われる。

   だから黄金の世紀とは二十一世紀のことだが、

   その初から理想的な黄金の日々に変わるのではない。

   やがて「太陽」が登場して君主政体を獲得したのちなのである。


 7 人知をこえた黄金が含まれた世界に!

   石油が世界の産業を支配していたが、環境汚染による生物資源の涸渇、

   巨大飢餓発生などで危機に瀕したとき、

   太陽エネルギー利用の画期的発明がその危機を救う。

   またイスラム軍の支配力消失と、それにかわる日本人の出現の予言という、

   ふた通りの予言とみても、その時期が微妙に一致しているから、

   これは二〇〇七年ごろのことだ。

   筆者、ノストラダムスは「その時、私の予言もまた成し遂げられた!」と。

   最高の満足と喜びを表明している。

   彼のこの厖大な『予言集』は、

   そのすべてがこの「黄金の世紀」のために書かれたといってもいい。

   彼は本当の喜びが人類の細やかな幸福にあることを、

   幾つもの詩で和やかに歌い上げてしめくくる。

   戦争で破壊された住まいは粗末だったが、いまは大理石の豪華な壁の家に変わった。

   世界全体が活気に満ちて、世界をつなぐ航路も、空をいく航空路も整った。

   また人の幸福は健康にまさるものはないが、食料が豊かで、

   医療設備や医療技術が発達し充実して、健康が確保されている。

   沢山な果実、その種類の豊富さ、科学技術の発達発展。

   そんないい時代が五十七年間続く。

   国際観光が盛んだし、大取引きに世界から人が訪れる。

   経済の神様の力で成功が広がるが、それは資本主義時代とちがって清潔で美しい。

   だが、間題がないわけではない。

   豊かになれば、また開発だといつて陸も海もさまざまな建設事業が盛ん。

   その一つ一つが反対者をもっているから、その反対運動で揺れる。

   また土地も海も建設工事の振動でも揺れるが、

   戦争や地震に比べれば「幸福な揺れ」なのだ。

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2012年1月27日金曜日

空、大地に、人知をこえた黄金が



 出典:黄金の世紀:192~193頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《空、大地に、人知をこえた黄金が
 《空、大地に、人知をこえた黄金が


 「10-79」

 「彼らは古い道を全部美しくするだろう。

  人々が荷物をもってメンフィスへどんどん行く。

  かの偉大なヘルクレスの経済の神様、その純潔が広がる。

  建設は土地も海も反対で揺れる」

 古くなった道路を美しく作り直すのはもちろんだが、

 次の「メンフィス」をみると、

 その意味はさらに広く大きくなる。

 メンフィスは二つあって、

 一つは古代から有名なエジプトにある観光地。

 首都カイロの南にあって、

 古王朝から十八王朝までの首都で

 大ピラミッドのあるギザとサッカーラもその周辺にある。

 だからこれは国際観光がたいへん盛んだとうこと。

 もう一つはアメリカ・テネシー州最大の商工都市で、

 隣接するアーカンソー、ミシシッピー両州を含めた中心地になっている。

 だから、こちらへ、どんどん行く荷物は当然商品であり、

 大取引きに世界から人が訪れるという情景。


 「へルクレス」はギリシャ神話の代表的英雄で超人的な働きをして、

 様々な難題を片っ端から解決していく人物。

 マーキュリーは彼を助けた経済の神様。

 この物語りのように成功が広がるが、

 それは過去の原始資本主義時代とちがって、

 清潔さが白百合の花のように美しい。

 だが、問題がないわけではない。

 豊かになれば、

 また開発だといって陸も海もさまざまなアイデアによる建設事業が盛ん。

 その一つ一つが反対者をもっているから、その反対運動で揺れる。

 また土地も海も建設1 事の振動でも揺れるが、

 戦争や地震に比べれば「幸福な揺れ」

 「3-2」

 「神の御言葉を本質に与える、

  空大地神秘信者に人知をこえた黄金が含まれ、

  肉体は魂 理性 全ての権力を所有する、

  彼の足もとには天国の議席のように多くの基壇」

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2012年1月26日木曜日

素晴らしい世界連盟時代の幕開き



 出典:黄金の世紀:190~191頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《素晴らしい世界連盟時代の幕開き
 《素晴らしい世界連盟時代の幕開き



 「10-89」

 「わび住まいの壁たちをレンガから大理石にするだろう。

  平穏な 五十七年間、

  人々 に喜び、水路を刷新する。

  健康、沢山な果実、楽しみと余暇がミックスされて」


 この「わび住まい」は戦争で破壊されたあとの住まいということ。

 それは当然、粗末な家だったが、

 いま新しく建った家々 は壁が大理石づくりといった豪華なもの。

 それが代表しているように、世の中全体が活気に満ちて、

 「水路」も新しくする。

 この水路は単に小川や溝を改修するというのではない。

 それは世界をつなぐ水E の道。

 海を渡る航路であり、空をいく航空路のことである。


 人の幸福は健康にまさるものはない。

 それが確保されている。

 それが意味するのは食料が豊かで、

 医療設備と医師と薬品や医療技術が発達し充実しているということ。

 このことだけで明瞭にその時代の素晴らしさが表現されているのである。


 だから「沢山な果実」を、スーパーや果物屋の店頭だと想像しては困る。

 店頭に沢山な果物がならんでいるのは当たり前の光景描写にすぎない。

 ノストラダムスは、その程度の描写をするために、

 わざわざこの詩を書いたのではない。

 「沢山な」というのは単なる量の多さをいうのではない。

 その「種類の豊富さ」を強調しているのである。

 それは幾つもの意味をもっている。

 果物の種類は土地と気候によって異なり、それが豊富だというのは、

 世界中から様々な珍しい果物が送られてくるという

 世界連盟時代の素晴らしさを象徴するものとして「果実」を選んでいる。

 それだけではない。

 珍しい果実はバイオ技術でも作りだされる。

 科学技術のよい発達発展ぶりを描いてみせたのである。

 そんないい時代が、五十七年続くというのだ。

 これは悪いほうに重点をおいて、

 五十七年後になにか平和が破れるような事態になることを憂えるより、

 半世紀以上も平穏な日々が続くことのほうが、

 いまの私たちにとっては素晴らしい、と素直に喜べる。

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2012年1月25日水曜日

石油に代わる工ネルギーが世界を救う



 出典:黄金の世紀:188~189頁
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 《石油に代わる工ネルギーが世界を救う
 《石油に代わる工ネルギーが世界を救う


 「1-48」

 「月の君臨した青春は去り、

  七・千年 その君主政体を他の者が所有する、

  その疲れた日々を太陽が獲得したその時、

  私が予言をした目的もまた成し遂げられた」


 フランス語では、五月七日を逆に「Le sept(7) mai(5)」と書く。

 だからこの「七・千年」も「千年紀の七年」とみたほうが合理的である。

 これだと先の二○と七の二○○七年と同じになる。

 だから今は、

 ノストラダムスが、救世主が政権をとった年は二○〇七年だと、

 暗号で教えているのだと受けとる以外にない。


 「月の君臨した青春は去り」は、

 石油で人類を左右したイスラム勢力の青春時代のような明るい時代は過ぎて、

 他のもの=太陽がその疲れた連中から世界支配権を獲得した、という。

 これはイスラム軍の支配力消失と、石油で世界の産業を支配していたが、

 地球環境汚染による生物資源の個渇、巨大飢餓の発生などの恐れが自覚され、

 石油に代わるエネルギー源として太陽がそれを受けもつという予言とみても、

 その時期が微妙に一致しているから、石油埋蔵残量が僅かなのを、

 太陽エネルギー利用の画期的発明が救うということになる。

 そしてこの詩が何よりも画期的なのは、

 この予言詩の筆者、

 ノストラダムスが、「その時、私の予言もまた成し遂げられた!」と、

 最高に満足して喜びを表明していることだ。

 彼のその九四二篇からなる厖大な大予言詩集『 予言集』は、

 この詩を読むとそのすべてが、この「黄金の世紀」のために書かれた、

 といってもいいことに気づくからである。

 しかしそれは彼の小さな自己満足のためではない。

 彼は彼の本当の喜びが人類の細やかな幸福にあることを、

 幾つもの詩で和やかに謳い上げて、この大詩集をしめくくっている。

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2012年1月24日火曜日

2007年に政権をとる救世主



 出典:黄金の世紀:187頁
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 《二○○七年に政権をとる救世主
 《二○○七年に政権をとる救世主


 「偉大な資質のある新しい王=救世主」は、

 世紀末でも戦争がおわった後でもなく、

 その暗黒の「死の黄金の世紀」の時間帯に出現するのである。

 ではそれは何年のことか?

 それはさきに「8-77」で

 「二十七年間流血の戦争が続く」というのをみたが、

 その数字は原詩では「二○と七年」と書いてあるので二十七と訳したが、

 それでは余り長過ぎるように思えるので二○○七年かもしれないとお話ししたが、

 次の詩をみると、さらに大きくなって、「七千年」と読める数字が登場する。

 かりにそれが正しいとしても、紀元七○○○年では、

 私たちには関係がないから無用の詩になるし、

 それが紀元二○○○ 年に当たるとしても、

 そんな表現で読者が理解できるなどとノストラダムスが考えたとは思えない。

 しかし、太陽が登場し、

 それまで月がもっていた君主政体を太陽が獲得するというのは、

 どうみても「黄金の世紀」の話である。

 ではこの七千年はいったい何なのであろうか?

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