2012年2月3日金曜日

運命は本人の選択で変えられる



 出典:黄金の世紀:210~211頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラーズ

 《運命は本人の選択で変えられる
 《運命は本人の選択で変えられる


 だからそれは、絶対に逃れられない[運命]でも、

 決して動かせない[宿命]でもない。

 ノストラダムスが『 アンリ二世への献辞』中で

 「私の予知能力は……我が神と自然による」。

 と書いている真意は、その天体軌道のように一定の、

 避けることのできない大きなコースのことであり、

 「Fato=運命、Deo=神、natura=自然」とラテン語で特筆大書し、

 「天に救われる運命の予言はできない」と念を押しているのは、

 「運命は本人の選択で変えられるから、予言できない」という意味である。

 だから人類が辿る大きな流れは動かせないが、

 その範囲内でなら自分の運命は動かせる。

 ただし、いつ、どこで、何が起こるか。

 何が善で、何が悪か、どう対処するのがいいか、

 といったことを前もって知っておかないと、それはできない。

 従来の解読者たちの「一九九九年人類絶滅説」は、

 その原因に戦争、核、公害、堕落などを挙げている。

 しかしそれらは「我々 が選択し、取り除くことのできる禍い」でしかない。

 だから、本書の出現が、我々人類の未来を、さらに明るくしたことを確認しておこう。

 従来の解読者らは警告者を装いながら絶望を吹きこんだ。

 昔からインチキ予言者どもが繰りかえしてきた「世紀末予言喜劇」の現代版である。


 だが今は、もう恐れる必要はない。

 私が恐れるのは、この事実を知らない人々 に、

 この事実を知らせるのが遅れることだ。

 全ての書物の著者は、私も含めて例外なく

 「人類全体に責任のある公人」の義務を負う。

 悪に対して煮えきらない暖昧な態度をとることは絶対に許されない。

 だからこそ私は心で見たとおり、正は正、悪は悪と厳しく

 「人類全体の眼」で、はっきり書いた。

 だがそれにも増して人類の悲劇を少なくしたのは、

 この新しい哲学によって生命の現実が明瞭に見え、

 人々が[大いなる諦観」をもつようになることである。

 人間はゴミのような小さな存在なのに「自分は一生神様に守られている」などと妄想し、

 野獣のような自信をもち、勝手気ままに振舞うかと思うと、

 ちょっと挫折しただけで自暴自棄になり、犯罪者や廃人になる。

 しかしそれは未来が[決定済み]だと知らないためである。

 この真理が分かってみると、それらの「不運]は前もって決っていたことで、

 今さら嘆くことも悩むこともなく、後悔することもない。

 だからといって毎日の生活が、磯知なくなるわけではない。

 自分自身の働き相応に、幾らでも楽しい日々を送れる。

 実に大きな救いである。

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