2011年8月30日火曜日

火と血の降る空襲・巨大隕石


 出典:黙示録の大予言:110頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 火と血の降る空襲・巨大隕石

 第1の「血の混じった零と火が降る」というのは、空襲の描写である。

 血が混じるというのは、

 空ですでに血が飛び散ることをいっているのだから「空中戦」であり、

 火が降るというのは焼夷弾が落ちてくる光景で、

 私は太平洋戦争中にそれを幾度もこの日で見た。

 第2の「燃える大きな山のようなもの」は、誰が考えても巨大な隕石である。
 
 恐竜が絶滅した6500万年前にも同じことが起こったという事実が、

 世界各地に薄い特別の地層を残していることで立証された。

 また、いまお話ししたトータチスがそれである可能性も高い。

 それはパリ大学のルバスルーブル教授が確認したコースを、

 現在も地球に向かって飛行中なのだ。

 それをいますぐ処置することができなければ、

 まさしく

 「血の混じったような赤い雹と、燃える火の雨が地球上に降りそそぎ、

  地上の三分の一が焼失するだろうし、燃えている山のようなものが空から海に落ちて、

  海の三分の一が真赤に染まり、海の生物の三分の一が死に、船の三分の一が壊れ、沈む」

 だろう。

 隕石というと、これまでそんなに大きなものは発見されていないので、

 その被害も軽視されがちだが、実際にはどんなに恐るべきものか、

 今世紀になってからの実例がある。

 それはシベリアのツングース地方のワノワラに近いトドマツの原始林地帯に落ちた

 ツングース隕石だ。

 1908年7月30日の朝7時、「世界中の国々で衝撃波を感じたが」その原因は不明だった。

 1931年になってソ連科学アカデミーのL・A・クリークらがやっとワノワラで目撃者をみつけた。

 その話をもとに北緯61度、西経102度の落下地点にたどりついたが、

 120平方キロメートルは完全に灰になっていて、

 その周囲3500平方キロは巨木が根こそぎに吹き倒されていた。

 だが中心部に隕石の本体はなく最大で拳大の破片しか見つかっていない。

 本体はトータチスの1万分の1以下の大きさだったと推定されているのである。

 『黙示録』

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2011年8月29日月曜日

第7の封印=7つのラッパの禍い


 出典:黙示録の大予言:107~109頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 第7の封印=7つのラッパの禍い

 第7の封印が開かれ7人の天使が現れると、神が7つのラッパを与えた。

 またもう一人の天使が金の香炉をもって現れ、祭壇のそばに立つと、

 これにはたくさんの香を与えた。

 その天使が香炉に祭壇の火を満たして、地に傾けると、

 雷鳴が轟き稲妻がひらめき地震が起こった。

 次いで第2の天使がラッパを吹くと、

 血の混じった雹と火とが地上に降りそそぎ、

 地上の三分の一、樹木の三分の一、すべての青草が焼け失せた。

 第2の天使がラッパを吹くと、

 燃えている大きな山のようなものが海に落ちて、

 海の三分の一が血に変わり、海中の生物の三分の一が死に、船の三分の一が壊れた。

 第3の天使がラッパを吹くと、

 一つの大きな星が明るく燃えながら天から落ちてきて河川の三分の一の水源に落ちた。

 この星の名は「苦ヨモギ」という。

 このため地上の水の三分の一が苦くなり、それを飲んだ多くの人が死んだ。

 第4の天使がラッパを吹くと、

 太陽の三分の一、月の三分の一、星の三分の一がなにかに撃たれて、

 その部分が暗くなってしまった。

 だから畳も三分の一の暗い畳で、夜も暗い。

 その時ヨハネは、一羽の驚が大きな声で

 「後の三人の天使がラッパを吹こうとしている。

  ああ何と地に住む者は禍いなるかな、補いなるかな」

 というのを開いた。

 第5の天使がラッパを吹くと、

 天から落ちた一個の隕石が底無しの穴を開けたのを見た。
 
 その穴から巨大な炉の煙のようなものが立ち昇り、

 太陽と空はその煉で暗くなった。

 するとその煙の中から大量のバッタが湧き出てきた。

 このバッタはサソリのような力を与えられて、

 草木を傷めるのでなく、額に神の印のない人々を傷つけること、

 ただし殺すのでなく、五カ月のあいだ、

 サソリに刺されたような痛みで苦しめることを命じられた。

 だから、それにやられた人々は、

 死んでその苦痛から逃れようとするが死ぬこともできない。

 このバッタは軍馬のような姿をしている。

 頭には金の冠のようなものをかぶり、

 顔は人のように見え、女性のように長い髪の毛をもち、

 その歯はライオンの歯のように鋭い。

 そして鎧の鉄の胸当てのようなものがあり、

 それが飛ぶ時の音は、まるで多数の馬が戦車をひいて戦場を駆け回るような音だ。

 おまけに尾にはサソリのような針をもっていて、

 それで刺されると五カ月も苦しまねばならないのだ。

 このバッタには王がいて、

 ヘブライ語では「アバドン」、

 ギリシャ語では「アポリオン」という、と書いてある。

 これはラテン語で「アポロン」、

 英語で「アポロ」と発音するギリシャの太陽神の名と同じである。

 この部分は、

 アポロン信仰と対立していた

 ディォーニッスス信仰のハリカルナッススの神託の部分だとわかる。

 だからここは《予言》なのだ。

 それが何を意味するか考えてみよう。

 古来、サバクトビバッタの被害は中近東を中心にいまだに農民を苦しめている。

 最近では1988年にチュニジアから広がり、

 果ては大西洋を越えてカリブ海諸国まで襲った。

 日本でも1712年の7月から9月まで3カ月に及ぶ全国的長雨に加えて、

 バッタの大発生による大被害によって全国的パニックが起こり、

 これが徳川吉宗の享保大改革の引きがねにもなっている。

 だがそれらは水とバッタは事実だが、血や火が降るというのとは違う。

 第6の天使がラッパを吹くと、金の祭壇の4本の角から

 「大きな川、ユーフラテスのほとりにつながれている四人の天使を放してやれ」

 という声が聞こえる。

 4人の天使は人間の三分の言殺すために解き放された。

 その騎兵は炎、紫、硫黄の色の胸当てをつけており、

 その口から吐かれる火と煙と硫黄の三つの災で人間の三分の一が殺された。

 これらの災いにあっても生き残った人間は、

 なおも偶像を崇拝することをやめなかった。

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2011年8月28日日曜日

2000年9月26日は無事か?


 出典:黙示録の大予言:105~106頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 2000年9月26日は無事か?

 しかし私たちが、

 この世紀未に迎えるかも知れない世界動乱は、

 すでに4人の騎士が現実のものである以上、

 単なる絵空事ではないと覚悟しなければならない。

 まず「大地震」は絶対に避けられないものの一つだろう。

 「星が落ちる」というのは、

 2000年9月26日に、

 地球に大接近する小惑星・トータチスと、

 それに付随してやってくる岩石群が考えられる。

 それらが地球の引力圏内に入った時は、

 まさにイチジクの実が大風に吹きちぎられて落ちるという形容以上に、

 薄まじい流星雨が降りそそぎ、その幾つかが地上に達して、

 大爆発を引き起こすだろう。

 実は私は子供のころ、

 人々が「世界の終わりだ!」と騒いでいるので空を見上げると、

 無数の光が飛びかいながら次第に近づいてくる夢を、

 繰り返し幾度も幾度も見たことがある。

 そして私の見た夢はすべてその通りに現実になってきた。

 このトータチスの場合もその夢の通りになる可能性がある。

 私は60年以上経ったいまも、その夢をはっきり覚えているし、

 身震いするような不安と恐怖は、いまだに少しも薄れていない。

 「山が動きまわり、島が流れ去る」

 という、ありそうもない現象も、地球にトータチスが接近して、

 引力が作用する場合には「起こりうる」。

 それは巨大な気圧変化を伴うから、

 とてもそれを目撃することはできないだろうが、

 地震や火山の爆発、津波、台風、ハリケーンなどが短時間に多発して、

 全世界の海陸を滅茶滅茶にかき回すことは確かだ。

 いまも世界は多事多難だが、それでも国連が立派に機能している。

 この状態がその日まで続いていれば、

 その小惑星も、地球の引力圏内に入らないように、

 事前に水爆などを使って、飛行コースを変えることができると思う。

 だが世界がそれまでに激動し、現状が破壊されて、

 それが不可能になる可能性もある。

 またロケットを射ち上げるにしても何年かの準備やテスト期間が必要だ。

 それを考えると、あとわずか6年。

 これはいますぐ取りかがってもギリギリの線に近い。

 うかうかしてはいられない時がすでにやってきていて、

 どんどんむだに過ぎ去っているのである。

 まさに「この仔羊の怒りの大いなる日、すでに至れるなり」

 という時に入ってしまっている。

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2011年8月27日土曜日

ヨハネが書き加えた部分は《予言》ではない


 出典:黙示録の大予言:103~104頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 ヨハネが書き加えた部分は《予言》ではない

 神が「待て」と答えたあと、第6の封印が開かれると、どんなことが起こったか。

 「大地震が起こって太陽は毛布のような色に染まり、

  月が出るとそれは真赤な血の色をしていた。

  天の星は暴風に吹きまくられて落ちるイチジクの実のように落ち、

  天そのものが巻物を向うへ巻き上げたように、

  くるくると巻いて消え去ってしまった。

  あらゆる山々が動きまわり、島々が流されて場所を変えた」

 という未曾有の一大天変地異が起こった。

 地上の王という王も、貴族も、富める者も、将軍も、勇士も、奴隷も、自立していた庶民も、

 ことごとくが山の洞穴や岩陰に隠れた。

 そしてその山や岩石に祈った。

 「この神とそのしもべの仔羊の怒りが降りかかるのを避けられますように……

  どうぞ私たちに覆い被さっていてください」

 しかしそれはもう遅い。

 「この仔羊の怒りの大いなる日、すでに至れるなり。

  誰か、これに抵抗することを得んや」

 と書いてある。

 そしてこの後、4人の天使が世界の四隅に立って、

 四方から吹く風を引き止めたので、地上にも海上にも、そよとも吹く風はなくなった。
                    
 これに続いて一人の天使が神の印(しるし)をもって東から登ってきて、四騎士にいう。

 「私が神の僕の額に印(しるし)を押し終わるまでは地も海も樹も傷つけてはならない」

 そこでヨハネが印を押される者の数をきくと、

 それはイスラエル人の支流14万4千人だという。

 その後に無数の諸国諸族の人が白衣を着、シユロの葉をもって神と仔羊の前に並ぶ。

 長老の一人がヨハネにこれは誰か、どこから来たか、ときく。

 それはあなたのほうがご存じでしょうと答えると、長老は

 「彼らは大変な苦労をしてここまでやってきたのじゃ。

  彼らは仔羊が流した血でその着物を洗って白くした者たちじゃ。

  彼らは夜も畳も神に仕えるから、飢えることも渇くこともなく、

  照りつける太陽にも熱気にも苦しむことはない。

  それは仔羊が彼らを養い、よい水源に連れていくからで、

  神もまた彼らの涙をお拭いになるからじや」

 と教えた。

 この部分は、お気づきのようにヨハネが書き加えた部分で、

 ハリカルナッススで書かれた予言ではない。

 仔羊というのは「神のために犠牲になった者」という意味で、

 ここでは明らかにイエスのことである。

 イスラエルの選ばれた14万4千人と、他国人ではあるが、キリスト教を信じて

 「殺されたイエスのその血(教え)で着物(精神)を洗って白く(清く)した者」

 だけが救われるという「選民思想」と呼ばれる主張の部分である。

 ヨハネの狙いはキリスト教のピーアールが目的なのだから、

 現在の民放テレビと同じ仕組みになっている。

 物凄い「情景」の部分は、彼には視聴者を引き寄せるための手段なのである。

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2011年8月26日金曜日

神が「待たせる」その理由


 出典:黙示録の大予言:101~102頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 神が「待たせる」その理由

 交通事故がどんなに悲惨なものかは、その被害者の家族でなければわからない。

 可愛がっていたペットの子猫や犬が事に轢き殺されても、

 飼い主は嘆き悲しみ、長く忘れられない。

 ましてや、子供や夫や妻や姉や弟を殺された家族は、

 死ぬまで心の傷が癒えることはなく、

 働く人がいなくなった経済的損失も償われない。

 最初は、家族をそんな不幸な日にあわせた加害者を憎んでいた人々が、

 その憎しみは、やがて車のメーカーに向けられ、

 さらに、そんな凶器の製造販売を許可している政府に移っていく。

 それは水俣病の患者や家族が、

 国の許認可行政の欠陥を許せないのと同じである。

 だが、責任を追及しょうにも、わずかな被害者のカでは効果はない。

 それは水俣裁判を見れば一目瞭然だ。

 過去の裁判官は多かれ少なかれ国と加害者の味方だった。

 尊い人命を大量に損ないながら賠償を出し惜しむ連中に、有利な判決しか出していない。

 それはなぜか。

 被害者の力が弱いからである。

 なぜ弱いのか。

 それは人数が少ないからである。

 かりに全日本人が被害者なら、そんな裁判官は雇わない。

 国民が主権者で、税金で雇うのだから、自分たちに味方する裁判官を雇う。

 だが、いまは加害者の企業の方が税金を多く払っている。

 裁判官も厚生省の役人も同じく国から月給をもらっているつもりでいる。

 『黙示録』の「神」はそのことをよく知っている。

 だから「被害者の数が、敵に勝てるまで増えるのを待て」というのである。

 自動車事故の場合、ほぼ年間一万数千人のペースで死者が増え続けている。

 それがバランスを崩すところまで増えれば、

 その時、神は地獄の4騎士に、「行け」というゴー・サインを出すというのである。

 だがその「4騎士」は、馬に乗った、たった4人の武士ではない。

 それはすでに見たように「没落と破壊」の擬人化に過ぎない。

 神がその「没落と破壊」に「待て」というのはなぜか?

 人間は愚かで、他人のことは構わない。

 だから被害者の数が少なくては、ことを起こしても成功はしない。

 犠牲者の数がふえて本当の「悪」の正体が暴露され、
http://www.google.com/search?source=ig&hl=ja&rlz=1G1GGLQ_JAJP375&q=%E3%80%8C%E6%94%B9%E9%9D%A9%E3%80%8D&oq=%E3%80%8C%E6%94%B9%E9%9D%A9%E3%80%8D&aq=f&aqi=&aql=&gs_sm=s&gs_upl=0l0l0l1249l0l0l0l0l0l0l0l0ll0l0
 「怒りと呪い」が力をもって初めて「改革」に立ち上がる。
 
 それでもだめな時に4騎士の出番がくる。

 『黙示録』

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2011年8月25日木曜日

「4騎士」出現の時はいつか?

 
 出典:黙示録の大予言:100頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 「4騎士」出現の時はいつか?

 前章で、4騎士とは何を意味するものだったか、一通り理解することができた。

 だがもう一つ問題が残っている。

 それはこれまで見てきたことは、現在だけに当てはまるというより、

 いつの時代にも当てはまるものも多いからである。

 『黙示録』がいう4騎士出現の時は本当にいまか? 

 いまだとすれば、それはもうやってきているのか、

 それともまだなのか、上体いつ出現するのか?

 その出現には「条件」がある。

 それが全部、きちんとそろわなければならないのである。

 それはどこに書いてあるみか? 

 それはだれが決めた条件か?

 それはどんな条件なのか?

 それは実はすでにお話ししておいた。

 第4の封印が開かれて灰色の馬に乗った死の青騎士が現れたあと、

 第5の封印が開かれると、

 祭壇の下に「神の道のために」殺された無数の霊が現れて、

 「地上に住んでいる者どもを、いつまで裁かずにおき、

 我らの血の報復をいつまでせずにおく、おつもりか?」と大声で叫ぶ。

 神はそれにこう答えた。

 「あなたたちと同じ殺され方をする兄弟たちの数が定数に達するまで、

  今しばらく待っていなさい」。

 これは言葉を換えると

 「犠牲者の数が、もう少し増えて、犠牲者の力が敵の勢力より強くなるまで待て」

 ということなのである。

 いまと同じ「多数決」なのだ。

 この話は「死後はゼロだ、死後の生などありえない」と信じている者には、

 実に無意味な妄想に見える。

 しかし「死後の世界がある」と信じている人々にはよくわかる語である。

 だが死後の生を信じない人々でも、次の話はよく理解できると思う。

 4騎士が乗って現れるのは「馬」である。

 それは現代の「車」だ。

 だからこれが無意味かどうか、

 その事が神のいう通り「犠牲者」をふやし続けているもの=「交通事故」で検討してみよう。

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2011年8月24日水曜日

現在を透視、警告を送る『原黙示録』

出典:黙示録の大予言:98頁
加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

現在を透視し、警告を送る『原黙示録』

以上は、「日本語の辞書」による、

日本人のための『黙示録』の解読である。

いまから二千年以上も昔に書かれた『原黙示録』が、

こうした「現在」を透視していて、私たちに警告を送ってくれていたことは、

こうして指摘されてみなければわからなかったと思う。

『原黙示録』は本当にそんなことを「警告」していたのであろうか。

それはヨハネにはわからなかったに違いない。

彼はこれを別の目的

「キリスト教団の強化」と「敵に対する威嚇」とに使うのが目的だったからである。

だから「未来」を知っでいたのは

『神託集』を残したハリカルナッススの巫女たちであり、

彼女たちにそれを教えたチャネラーたちだったのである。

『黙示録』予言の一つ一つの言葉のすべてに、

深い深い意味があり、しかも、それは必ず現実になる。

それをいま、この4騎士に指摘されて「初めて悟った」ということになる。

でなければ私たちは、

必然的に襲ってくる最悪の日を迎えたにちがいない。

『黙示録』

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2011年8月23日火曜日

青騎士の国は蒼白の灰色地獄=都市


 出典:黙示録の大予言:96~97頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 青騎士の国は蒼白の灰色地獄=都市

[青騎士]
 
 日本人が蒼白の顔色に見えるのは酒とタバコのせいだけではない。

 国民一億、総病人だからだ。

 いまのままでは国は滅びなくても国民が先にいなくなる。

 それはなぜか?

 人口が過密の上に石油消費も過剰、排気ガスと廃棄汚物が充満しているというのに、

 それを排出する企業も処理業者も、犯罪意識がない。

 それがどんな結果になるか、未来について、まるで無知。

 金勘定しかできず、儲け優先という世界最低の公徳心と、

 世界最低の衛生知識と、それを教育し、取り締まり、改善させ、廃業させる能力のない

 政府・地方行政とが、渾然一体になって、

 世界最悪の地獄をつくりあげてしまったからである。

 そして一方ではグルメは万病のもとという常識すらもっていない連中に、

 何一つ教育できないどころか、

 役人や教員が率先してタバコを吸いちらし、料亭、バーヘ通う。

 中には大学教授がCMに出演してアホ踊りを踊り、チンドン屋をやるという国である。

 救いの神であるはずの医者は、稼ぎのために大量に薬を「売りつける」。

 慢性患者をせっせと生産する。

 それに輪をかけるのが、病気に対する根本的な無知である。

 半世紀も前の幼稚な病理学を絶対だと信じ、新薬の出現ばかり期待している。

 ところがその新薬そのものが新たな副作用の病源になるという有り様だ。

 外科は異物を切りとることしかできない。

 それはガンを異物による細胞の変異とみて、

 その患部を除去すれば治癒するという考えからきている。

 だが、ガンを生む異物と薬物の緻塵やガスは家庭内にも侵入して充満している。

 大気汚染、家庭洗剤、野菜や魚介食品に浸透した農薬、焼け焦げ食品など、

 どれをとってみても「死の青騎士」に従う「陰府の死毒」ばかりだ。

 それは健康な青少年でも侵す。

 外科手術を受けた病人ならなお侵される。

 これでは国民の顔色が青白く、肌が灰色をしているのは当たり前だ。

 そして一生を灰色の半病人で送り、ろくな仕事もできずに灰になるのを待つだけ。

 そんな反自然の自殺環境社会を生みだしたものは何か。

 それは「所得倍増」などとケシかけられて、

 生命よりカネを大事にするようになった金銭万能妄想の愚かさの結果である。

 昼も青空がなく灰色の薄黒い空間。

 夜も青白い人工の燐光に照らし出された、

 まるで亡霊がぅごめくような「蒼白地獄」都市。

 それを空から見ると、夜は鬼火の燃える冥土そのものであり、

 昼は墓石そっくりのビルが建ち並ぶ、冥府の光景である。

「蒼白地獄」

 それはまさに日本の都市の別名なのだ。

 農村の人々は経済政策に操られてそこへ出稼ぎに狩り出される。

 私たち日本人は全員、「死の青騎士」の支配下に心まで病んで、

 あえぎあえぎ病苦と死におびえながら、

 ボケた頭で辛うじて生きているというしかない。

 『黙示録』

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2011年8月22日月曜日

ズタズタにされた「生命連鎖」


 出典:黙示録の大予言:94~95頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 ズタズタにされた「生命連鎖」

 私は学校で生物の「相互扶助」化いうのを習った。

 相互扶助といっても人間同士の助けあいのようなものではない。

 まず水の中の単細胞の藻類が、無機質のミネラルで育つ。

 それを少し大きめのアミーバやゾウリムシなゼが食べる。

 それをミジンコのような小さな無脊椎動物が食べる。

 それを小魚やヤゴなどが食べる。

 それを大型の魚や蛙が食べる。

 それを水鳥が食べ、鳥を犬や人間が食べる。

 このあいだに排泄したものが流れて植物の肥料になり、

 単細胞藻類に無機質のミネラルを供給する。

 こんなふうに生物は互いに食べることによって、助け合ってもいるのだ。

 これは正確にいえば「食物連鎖」であり、「生命連鎖」である。

 同じことを見方を変えると、単細胞藻類が無機質のミネラルを食べてくれ、

 陸上の植物が動物の排泄物を吸収してくれるお陰で、

 無害な水が飲め、植物が育ち、

 その植物が空気中の一酸化炭素や窒素酸化物を分解し吸収して、

 酸素を排出して私たちに供給してくれている。

 こちらのサークルは水と空気を清浄にして、

 よい生活環境をつくり出すのに欠かせない

 「空気連鎖」「水連鎖」を形成している。

 地球上で生物が数十億年の生命を保ってきたのは、

 こうした連鎖がうまく形成されていたお陰だった、というのであった。

 だが車社会と農薬とで、この連鎖はズタズタに切られてしまった。

 私は昆虫の研究に打ちこんだ一時期があって、いまでも時おり観察を続けているが、

 戦後、アメリカ軍が占領して以来、

 農薬によって、山野の昆虫の多数の種を全滅状態にしてしまっている。

 そしていま、車による空気汚染が極点に達し、山村も都会なみのガスに襲われる。

 生命の連鎖が人類の死活問題だと知っている者には、

 やがて砂漠化した無生物の星「地球」の姿が、ありありと目に浮かぶ。

 元凶はすべて「金を儲けるためには何でもする」企業なのだ。

 アメリカの政府環境局が発表した数字は、

 一日数十種平均の生物が、地球上から姿を消しつつあるという。

 こんなに生命連鎖を破壊し続けて、あと何年人類は生き続けられるのか?

 『黙示録』は二千年前に、

 この「死の騎士」の訪れを正確に予言していたというのに……。

 この生命連鎖の重要さは東洋では釈尊によって教えられた。

 彼は「殺生」を固く戒めた。
 
 それは肉食を禁じただけと錯覚している者もあるが、

 本当は私たちに害をするハエやカに至るまで「殺してはいけない」という教えなのだ。

 彼もまた二千五百年前に、この「死の騎士」の訪れを知っていたのである。

 『黙示録』

 『予言集』

 「ノストラダムス」
 『新説・ノスドラダムスの大予言』シリーズ
 「加治木義博」
 ヨハネの黙示録とノストラダムスの大予言
 『黙示録』
 『ノストラダムスの大予言』
  「言語復原史学会」

 『My ブログ』

 「歴史徒然」
 「ウワイト(倭人)ウバイド」
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 「ヨハネの黙示録とノストラダムスの大予言」
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2011年8月21日日曜日

溢れる「死の商人」の時代


 出典:黙示録の大予言:93~94頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 溢れる「死の商人」の時代

 「黒い金儲け」はそれだけではない。

 武器を売る「死の商人」も、その最たるものである。

 麻薬を売る「黒い悪魔」は、それと肩を並べる。

 ところがソ連の崩壊後、武器は世界に溢れ出して、

 紛争の火種になり、麻薬もまた人類の敵勢力の資金源になって、

 内戦と暴力団を膨れ上がらせた。

 「油を傷ねて」儲けているもの、それには自動車産業がある。

 ドイツを始めとする欧州のそれは、

 白鳥伝説などのロマンに満ちていた美しい千古の森を、

 見るも無残な不気味な骸骨のような枯木の山にしてしまったし、

 欧州の至るところに生命のカケラさえ見られない死の潮をつくってしまった。

 全部、排気ガスがつくり上げた「酸性雨」の深刻な被害である。

 それはもちろん日本では日増しに濃度を増し続けている。

 あなたの家のコンクリートが、

 内部で豆膚のようになり始めているのにお気づきであろうか。

 私は街のあちこちで、垂れ下がるコンクリート・ツララを見ている。

 大都会からはるかに離れた空気のよい土地を選んで移転し続けていてもこの有り様である。

 都市で生活するしかない皆さんが本当にお気の毒で仕方がない。

 こんな日本をつくり上げた自動車屋もまた、

 いまや厄介な「死の商人」の一種であることに異論はない。

 『黙示録』

 『予言集』

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2011年8月20日土曜日

黒馬の騎士の正体は何か?


 出典:黙示録の大予言:91~92頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 黒馬の騎士の正体は何か?

 では「黒馬の騎士」の正体は何か。

 それは黒馬の騎士が「計量器」を手にして現れたことでわかる。

 それは何の道具か?

 ギリシャ時代からヨハネの時代にそれを必要とした者は商工業者だった。

 もっと象徴的にいえば、それは「金儲け」に欠かせない道具だったのである。

 だから『黙示録』は

 「銀15銭に小麦5合。銀15銭に大麦1升5合。油と葡萄酒を傷なうべからず」

 という警告を書いているのである。

 この言葉を聞けば、だれでもそれが商取り引きだとわかる。

 この二度繰り返される「銀15銭」の原文は「1デナリ」という言葉である。

 1デナリというのは、ローマ帝国時代の銀貨の一種で、

 当時のふつうの労働者の一日あたりの平均賃金を表す目安になっていた。

 小麦5合はそのころの1家族の1日の主食の量である。

 いまの世界は至るところで異常なインフレが起こり、

 飢饉が頻発して餓死者が大量に出ている。

 日本も1993年には、全国的な異常気象で、

 米も野菜も成育しないという大凶作に見舞われて、

 海外から米を緊急輸入するはめにおちいった。

 この原稿を書いているいま(1994年春)も、

 国内産の米が異常に値上がりして、この計量器の予言にもいいしれない実感がある。

 当然、黒い金儲け=ヤミ米の取り引きが横行し、

 国民の関心は生活費の高騰に集中しているが、

 政府も野党も国民の迷惑はそっちのけで、

 後継政権の争奪に懸命で、予算案も店(たな)ざらしにしたままである。

 これでも民主国家といえるのか……。

 しかし『黙示録』がわざわざ、こうした現状や、

 日本の凶作を予言したものだとは思えない。

 そんなことよりも、もっと悪質な金儲けが、世界を暗くしているからである。

 たとえば、この言葉の中の「油」と「酒」を考えてみよう。

 映画『アンタッチヤブル』で誰もが知っている

 当時のアメリカの暗黒街の帝王アル・カポネは、

 この黒馬の騎士の話の通りに、殺人を武器にボスにのし上がり、

 黒い酒を売って金を儲けた。

 油=石油は、私たちの生活に欠かせない必需品になっている。

 その取り引きにもさまざまなスキャンダルがつきものだが、

 こちらの場合はそれよりも利権の争奪が世界を暗黒に引きずりこみ続けた。

 アラブの石油利権が職争を生むことは、

 すぐこの前の湾岸戦争でも体験したが、

 その当事者のサダム・フセインはこの予言の警告を無視して「油を傷ない」、

 海に流してペルシャ湾を汚染し、

 油井に放火して天も暗くなる黒煉で空を覆い、

 その煤煙がいつまでも成層圏に浮遊して少しずつ降り注ぎ続けて、

 異常な量の雨粒を生み、黒雲で空を覆わせて、

 私たちにも「5合で1デナリ」の米を食べさせる異常気象の引き金になり、

 世界に凶作を振りまいた。

 そして私たちの「飢え」を金儲けのチャンスにする「黒い金儲け商人」が、

 日本中にも至るところに溢れている。

 まさに「傷なうな」という言葉と食糧危機がセットになって現実に出現し、

 私たちは一人残らず、それを証言できるのである。

 『黙示録』

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黒騎士が表す不吉な死の予感


 出典:黙示録の大予言:89~90頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 黒騎士が表す不吉な死の予感

 そしてそれこそが次に現れる「黒馬」の正体なのだ。

 暗い闇に隠れて、永久に陽の当たるところに出られない宿命の、

 卑劣で卑怯な暗殺者ども。

 いくら「大物」になったつもりでも、

 これからは永遠に軽蔑と侮辱しか受けられない人間の層、

 子々孫々に至るまで人前へは出られないヒトラー同然の哀れな家系の作り手。

 こういうと、

 いかにも「テロリスト」だけを指していっているようだが、

 実はそんなちっぽけな者だけではない。

 それを『黙示録』はズバリと指し示している。

[黒騎士]
 
 勝利者を意味する白いテロリストでさえ、

 そんな哀れな存在だったのだから、

 敗北者を意味する「黒」がいいはずがない。

 まるで黒ミサで悪魔に魂を売ったようなやり方で生まれた日本の貿易黒字。

 その黒字は私たちの前を横切る呪われた「黒猫」のように、

 日本の前をすでに横切って行ってしまった。

 それにもかかわらず、

 日本の運命を真黒に暗くしていることに気づかない人間があまりにも多い。

 これこそ暗黒時代の始まりである。

 世界経済のブラック・リストのトップにあげられて、

 今後ますます、世界の日本に対する風当たりは猛烈な激しさを増すに決まっている。

 それなのに政府は官僚という「黒い」黒子に操られて逆進することばかり考えている。

 いちばん頼りになるはずの、国民の味方として雇われている連中が、

 国民を裏切って、一部の企業家に丸抱えにされていて、

 全然頼りにならない。

 それでは海外の攻撃に対して反論できるわけがない。

 だから勝負は「黒星」続き。

 それはどちらが悪いか、

 黒白(こくびゃく)(①正邪。②勝敗)がはっきりしているからだ。

 やがてそんな政治しかできない政治屋と官僚に

 黒枠(①死者の写真や名前につける黒枠。②転じて死を意味する暗語)がついで、

 黒服(①喪服。②暴力団員、行事の時に黒服を着るから)がずらりと並び、

 一方では別の黒服が肩で風を切って黒いカネの札ビラを切ることになりかねない。

 そのたびに日本は激動し、数寅、激変に見舞われる。

 しかしそれでも黒い霧が立ちこめて晴れず、

 赤い日の丸が黒丸に見えるほどなのに、検察は黒星続き。

 なぜなら犯人手作りの悪法しかない黒い非民主犯罪者帝国だからだ。

 かくして黒騎士が

 毎日を黒日(くろび)(太陰暦で、万事に凶の日。受死日)にする日は近い。

 黒く、醜く、汚い。それをはっきり指摘も摘発もできない。

 そんな国にある未来は崩壊だけなのに、

 それを放置して没落するのを待つほど日本人は愚かな人種なのだろうか?

 『黙示録』

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明白な悲劇の「現実の教訓」


 出典:黙示録の大予言:88頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 明白な悲劇の「現実の教訓」

 ここでもノストラダムスを役立ててみよう。

 彼のほうは「ソ連大崩壊」については、

 ベルリンの壁の撤去から、ユーゴの壊滅、その後の分裂と内戦に至るまで、

 詳細に描写し予言していた。

 彼はそれらの詩の中で共産主義者や党員、

 国民などを常に「赤い者」と表現している

 (『真説・ノストラダムスの大予言』各巻参照)。

 それらを一つ一つ改めて検討してみると、

 それは「赤い者」が外部に与える脅威ばかりでなく、

 「赤い者」自身に対して警告している《予言》が多く見られる。

 だとすれば『黙示録』の「赤馬の騎士」の予言も同じことで、

 それはいま、生き残った共産主義国家や党員に対する警告であり、

 今後、彼らを襲う恐怖についての《予言》でもあったのである。

 『黙示録』はやはり《予言》能力をもっていたのだ。

 このことで、さらに気づいたことがある。

 それは「馬」とは「人を乗せて運ぶもの」である。

 そして共産主義のような「思想=イデオロギー」もまた、無形ではあるが、

 やはりそれによって、ある方向へ「人を乗せて運ぶもの」の一種だということである。

 それは一人二人乗せて運ぶのではないから、

 むしろ「船」の方がよく似ているが……。

 国家が、国民の個性を無視して、

 むりやりナショナリズムの船に詰めこんで、

 荒海に船出したら、どんな結果が待っているか……。

 その大実験の結果と答えが、

 ソ連邦70年の悲劇であり、

 それより規模は小さかったが悲惨さでは最大だったヒトラーのナチの悲劇であり、

 いまだに放置遺児が親を求めてさまよい、

 遺骨収拾さえ終わっていない大日本帝国の悲劇であり、

 一つの国の中で分裂して戦争と殺裁を繰り返している旧東欧諸国の悲劇である。

 こんな明白な「現実の教訓」さえ目にも心にも入らずに、

 いまだに日本にも「国家主義・右翼」を看板にしている無学な連中がいるが、

 それは自己弁護に夢中の戦争犯罪者のナレの果てにすぎないのである。

 『黙示録』

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赤馬の騎士の赤はソ連ではなく共産諸国


 出典:黙示録の大予言:86~87頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 赤馬の騎士の赤はソ連ではなく共産諸国

 [赤騎士]が意味するものは、ざっとみただけでも、

 赤サビ=没落・破壊・崩壊。

 それの前提になる赤字=損失・不況。企業や経済の赤信号。

 そしてストップ。

 その結果おちいる赤札=ダンピング・投売り・倒産。

 赤恥。赤面。赤新開による暴露記事。赤色テロ。暴動。

 赤紙による召集・戦争という一連の悲劇を、

 ものの見事にくっきり描き出している。

 それにはさらに、赤枯れした森や野原。

 赤潮にやられた海という公害が付随している。

 それは経済が発展繁栄している時に起こる。

 ましてや世界が戦火に包まれたあと、

 どんなに悲惨な状態に陥るかは考えなくてもわかる。

 やはり「赤騎士」は地獄の騎士だったのである。

 過去の解説者は皆、口をそろえて、

 この「赤騎士」は「ソ連軍」だとしてきた。

 だが、それが大きくはずれたのは、

 ソ連そのものが崩壊してしまったことである。

 だからそれらの解釈は、未来の説明としては完全に意味を失ってしまった。

 でも『黙示録』のこの《予言》は、

 ソ連崩壊後もなお命脈を保っている共産主義国家群、

 中国や北朝鮮といった国々のこととすれば、

 今後もなお「赤い血を流す」「赤旗を掲げた」「赤い思想」の国または集団が、

 「大剣=兵器」を振り回して人類を「闘争」に巻きこみ、

 内戦をエスカレートさせる可能性が充分ある。

 だから「赤馬の帝士」の正体は、

 「アカ→共産主義→共産主義国」のことだったのである。

 だが、その「赤馬の騎士」が自己解体するという《予言》は『黙示録』にはない。

 人類史上でもまれにみる大事件の一つだった

 「ソビエト連邦の大崩壊」が欠けているのである。

 それこそバビロン、ギリシャの両世界帝国、

 そしてローマ大帝国の崩壊にも並ぶものであって、

 大日本帝国の崩壊やナチ・ドイツの崩壊は、

 私たちにとってこそショッキングではあったが、これに比べると小さい。

 この大事件が『黙示録』にないとすれば、

 『黙示録』は《予言》としてまともなものではない、

 ということになってしまうが、それでは私のこの本は無意味なのだろうか?

 『黙示録』

 『予言集』

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戦争を生むナショナリズムの悪魔


 出典:黙示録の大予言:84~85頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 戦争を生むナショナリズムの悪魔

 私たちはすでに、『黙示録』とノストラダムスの大予言とが、

 同じ原典『カピトーリウム神託集』から出ていることを知っている。

 ノストラダムスもその予言詩の中で色を象徴として使っている。

 彼は「白」を繰り返し幾度も、「資本主義」の意味に使っているのである。

 『真説ノストラダムスの大予言(激動の日本・激変する世界篇)』から一例をあげると、

 『第4巻33』では

 「日本人は明白に白さが温れる。

 中国はネプチューン(台湾)の白さに隠される」

 といっていて、その白が「資本主義」を指していることがすぐわかる。

 間違いなく《予言》がいう「戦争」には

 機械設備を武器にして戦う経済戦争が含まれている。

 それにはもちろん「勝敗」があり、勝者は「冠=富と地位と名声」を得る。

 そしてさらに「常に勝てり、また勝ちを得ん」といって出ていく。

 だからこの「白」は、単純に世界大戦などを考えるより、

 武力による戦争が、資本主義による経済戦争の延長であることから、

 両方を同時に指していると見なければならない。

 それは経済戦争の激化から、侵略と殺戮の本物の戦争に拡大していく、

 その全体をいっているのである。

 古来どの戦争も「富・宝」 の争奪戦だったからである。

 武力戦に入る前に、常にこの経済戦があった。

 実際問題として、この2つには実は切れ目はない。

 近代のどの戦争を見ても、

 市場や物資の経済的争奪がエスカレートして本格的な武力衝突が起こった。

 だからトップに出現した「白馬」は、

 やはりノストラダムスと同じく「資本主義・経済」問題を優先して考えるのが、

 より正確な判断である。

 これを忘れると、

 『黙示録』は人類最大の問題である「経済」が、

 全然出てこない《予言》ということになる。

 それでは『黙示録』は炎予言》として扱うことはできなくなる。

 そしてもう一つ忘れてならないのはスポーツである。

 それもまた「勝敗」を争うものである。

 それだけでなく勝敗を争う道具であるスポーツ用具一切も、また武器の一種である。

 これもまた、オリンピックに見るように、厄介なナショナリズムに根差している。

 国の代表という資格をもった者が、「祖国の名誉」を賭けて戦う。

 これが「戦争」でなくて何であろうか。

 オリンピックは、

 かつてヒトラーが露骨に利用して第二次大戦の導火線に使ったし、

 また韓国のソウル・オリンピックの場合は、

 逆に北朝鮮のキムヒョンヒらによる大量テロを項点とする、

 さまざまな騒乱をまき起こし、一触即発の恐怖が全世界を暗くした。

 この「白馬の騎士」は、スポーツ・経済戦争・武力戦のどれをみても、

 ナショナリズムによって煽動されるさまざまな紛争の当事者を意味している。

 それは一見、平和の仮面をかぶってはいるが、

 オリンピックもまた例外ではないのである。

 『黙示録』

 『予言集』

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白馬の騎士の正体は何か?


 出典:黙示録の大予言:83頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 白馬の騎士の正体は何か?

 まず、「色が象徴するもの」を検討して、

 4騎士とは何を意味しているのかを考えてみよう。

 [白騎士]

 かつては共産主義者の「赤色テロ」に対して、

 資本主義者側が行なう弾圧のための暗殺を「白色テロ」と呼んだ。

 その時は、白バイ=警察が資本側についていた。

 これは国内問題だが、

 この白と赤の対立が国際的になった最大規模のものが

 「冷戦」だったことはいうまでもないと思う。

 だが白戦=「武器無き戦い」が出てくる。

 これは戦争だけでなく不況後の世界の、働こうにも働くすべのない、

 深刻な労働者の状態を予言しているともいえる。

 そんな世界をつくり出す白騎士とは何者だろう?

 白面(①すがお。②色白の面。③年少で経験の乏しいこと)の無知が白紙状態のままで、

 みだりに白票(国会で議決のとき、賛成投票に用いる白い木札)ばかり投じて、

 なんとなく

 白地(はくち)(①わけもなく。なんとなく。みだりに。②あからさま)に

 政治を動かした結果が、その悲惨な悲劇を生み出すのだから、

 それは政治をバカにした無知な国民自身であり、

 その代表である代議士でもある。

 もちろんそれを利用して、最後に地獄に落ちる資本家自身が、

 すべての災厄の元凶なのだから、ずばり、その「白騎士」であることはいうまでもない。

 念のため、これが原文に合うかどうか検討してみよう。

 白馬の騎士は、「弓」をもって現れ、「冠」を授けられ、

 「常に勝てり、また勝ちを得ん」といって出ていった。

 弓は飛び道具で鉄砲と同じ仲間、すなわち「武器」である。

 冠は勝利者の印として与えるのがギリシャの習いだった。

 これは「月桂冠」として誰でも知っていることである。

 すると彼がいった言葉「勝利」ともぴったり一致する。

 武器をもって勝敗を争うのは「戦闘」に決まっている。

 『黙示録』

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《予言》には国籍はない


 出典:黙示録の大予言:81~82頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 《予言》には国籍はない

 だが、いくら日本語の辞書から色のもつ意味を探しだしてみても、

 果して『黙示録』が伝えたかった内容が、それで理解できるだろうか?

 「なにをいまさら……」と思わずに、もう一度、確認していただきたいのは、

 そう確認を繰り返すことによって、さらに新しい発見が生まれるからなのである。

 『広辞林』に載っている言葉の中にも

 「共産主義と赤」のように、世界共通のものも幾つかある。

 だが考えてみると、それも19世紀以後に生まれた思想であり名前である。

 とてもヨハネやハリカルナッスス神殿の巫女などが知っていたとは思えない。

 ところが同じ『神託集』によって書かれた

 ノストラダムスの『予言集』は、現代の日本で起こる事件まで、

 ギリシャ語やフランス語の原典の言葉を知らない多くの国々の、

 さまざまな事件を見事にピタリと予言して外れなかった。

 これで《真実の予言》というものの性質がわかる。

 それは最初に予言を記録したときの「言語」とも「人種」とも無関係に、

 人類全体を一つと見ているものだったのである。

 だから私の『日本篇』のように、

 ある国だけに限定して表現したものではなかったということになる。

 それは日本以外でも起こる事件の《予言》であって、

 限定すると外れる場合が多くなるが、

 地球単位で見れば100パーセント的中するものだったのである。

 本当の《予言》には国籍はなく、国境がないというのが原則だったのだ。

 そうなると『黙示録』がギリシャ語で書いてあっても、

 日本語の意味によって解釈しても無茶ではない。

 むしろ逆に、日本語だけにしかない独特の比喩に合う《予言》こそ、

 日本人だけのための《予言》だといってもいい。

 何語で読んでもいいのだから「黒」という

 ドイツ語の姓であるシユワルツコフという将軍が

 湾岸戦争の連合軍総司令官としてイラクを叩いたのも、

 この「黒騎士」予言が的中していたことになる。

 しかもそれは、アメリカ人である。

 言語の国籍は問題ではないことがわかる。

 『黙示録』

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4騎士の4つの色は何を意味するか


 出典:黙示録の大予言:80頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 4騎士の4つの色は何を意味するか 

 
 こんなに多くの重大なことがわかったのは、

 『黙示録』の4騎士の「4色」が単なる色彩の名に止どまらないことを知って、

 その歴史を徹底して追及した成果なのである。

 これは著者として当然のことで、

 原稿を書くためには、できるだけ多くの文献を検討して、

 その中から最も正確なテキストを選びだして、

 それに含まれているすべての要件を徹底的に検討した上で、

 正しく結論をまとめて本にするのである。

 この本では、限られたページでその作業全部をご覧に入れるわけにはいかないから、

 検討法の一例としてご参考までに「4色」について検討した中の一部分をご覧に入れよう。

 古来、洋の東西を問わず、色の名はさまざまな「意味」をもって使われてきた。

 この本には、世界の言葉全部を検討するような余裕も目的もない。

 日本語だけに限定して、それを実行するしかない。

 それも雑然と漁っても非科学的になってしまう。

 ここでは、色のもつ意味を金沢庄三郎氏の

 『広辞林』によってさらに徹底的に調べてみた上で、

 それが何を予言しているのかを探ってみた。

 それに出てくる単語はすべて『広辞林』に載っているから、不審なときは、ご覧になっていただきたい。

 『黙示録』

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『黙示録』とキリスト教とは無関係だった

 出典:黙示録の大予言:77~78頁
    加治木義博(言語復原史学会)・ムックの本・KKロングセラー

 『黙示録』とキリスト教とは無関係だった

 だから、『ヨハネの黙示録』は、繰り返していってきたように、

 ヨハネの創作ではない。

 その内容もキリスト教の教えではない。

 神もキリスト教の神ではない。

 それはキリスト教の「神意」など伝えるものではなく、

 キリスト教徒のために書かれたものでもない。

 もちろん、正統な教徒からみれば異教のものであることはすぐわかった。

 だから360年代の「ラオデキア宗議会」では、

 『聖書』とは異質なものとして今後『聖書』の中には入れない、

 という決定が下された。

 ところが、390年代にはそんな決定などあっさり忘れられてしまった。

 むしろその凄さが歓迎されて、より凄くなるように文章に手を加えたり、

 新しい解釈が挿入されたりした。

 そして「アポカリプス」というのは死者イエスが処刑後ヨハネの前に現れて、

 その中に書いてある「光景を黙って見せた」という意味だということになってしまった。

 恐らくこれまでは、あなたも、そういう意味にとっていらっしやつたと思う。
 
 だが、それはいま、全然誤解だったことをご理解いただけたはずである。

 だから後で登場する「666」の獣はキリスト教徒の敵でもなんでもないのであり、

 原作が書いている「罰」は、人類普遍のもので、別にキリスト教徒の敵だけにくだるものではない。



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